- 2024/07/08 掲載
電力予備率、一時3%割れ=猛暑で使用急増―東電管内
東京電力パワーグリッド(PG)は8日、管内の電力供給の余力を示す予備率が、最低限必要とされる3%を同日午前に一時下回ったと発表した。猛暑で冷房の使用が急増し、一時2.7%まで低下した。他エリアからの電力融通や火力発電所の追加稼働などにより、正午前には3%超に回復した。
3%未満は政府による「電力需給逼迫(ひっぱく)警報」の発令基準に相当する。東電PGは、午前中に中部電力パワーグリッドから最大20万キロワットの電力供給を受けた。他電力から融通を受けるのは約2年ぶり。政府は、今夏は予備率が全国で3%を確保できるとして、3年ぶりに夏の節電要請を見送っていた。
【時事通信社】
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