格安航空会社（ＬＣＣ）ジェットスター・ジャパン（千葉県成田市）の乗務員らで構成する労働組合は２７日、同日行った会社側との団体交渉が不調に終わったとして、２８日以降も一部組合員によるストライキを続ける方針を明らかにした。ストに突入した２２日以降、団交の実施は初めて。スト拡大の可能性も示唆しており、年末年始の運航への影響が懸念される。

労組によると、団交には片岡優社長が出席。会社側は、労使間で見解が異なる未払い賃金の扱いを巡り、国の中央労働委員会に調停を申し入れる方針を示した。

【時事通信社】