- 2023/12/26 掲載
午後3時のドルは横ばい142円前半、参加者少なく取引閑散
[東京 26日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場の終盤から横ばいの142円前半を推移している。クリスマス明けのきょうは米国市場が再開されるが、アジア・欧州は引き続き休場の国が多いため「方向感が見出しにくい」(FX会社)状況が続いた。
ドルは日中を通じて142円前半でほぼ横ばい。目立った手掛かりもなく、年末を控えて実需の売買も細った。他の主要通貨ももみあいが続いた。
市場では、今月末のグローバル投資家の持ち高調整取引はドル売りが発生するものが増えるとの予測が出ている。通常取引が見送られれば調整売買の影響がより大きくなるため、年明けにかけて警戒する必要があるとの声が聞かれた。
通貨オプション市場でもドル/円のプットとコールオプションの価格差を示すリスクリバーサルが再び拡大し始めており、ドル安/円高進行を示唆する動きが出ている。
日銀が1月の金融政策決定会合で政策修正に動くとの観測はやや後退しているものの「金融緩和へ向かう他の中銀との違いは明快で、円高進行の思惑が拭えない」(外銀アナリスト)ことも影響しているという。
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
午後3時現在 142.26/142.27 1.1025/1.1029 156.87/156.88
午前9時現在 142.23/142.25 1.1017/1.1021 156.73/156.75
NY午後5時 142.34/142.37 1.1007/1.1011 #N/A
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