- 2023/12/23 掲載
鉱業をサウジの産業の柱に=日本に参入促す―来日の閣僚
来日したサウジアラビアのホレイフ産業鉱物資源相は東京都内で会見し、同国が保有する鉱物資源を次の産業開発の柱にすることを目指していると説明、「訪日の目的は、わが国の鉱業に関心を持ってもらい、どのように参加してもらうかだ」と述べた。
同相は「サウジには約1.3兆ドル規模の鉱物資源があり、さらに数値は更新中だ」と発言。鉱物の種類としてリン酸塩、銅、亜鉛、アルミニウム、金、銀などを挙げ、既に投資が始まっていると語った。
また、「将来、鉱物需要が高まることは明らかだ。国際社会は電気自動車(EV)や製造業のエネルギー転換などにより多くの鉱物を必要としている」と強調した。
〔写真説明〕サウジアラビアの鉱業について説明するホレイフ産業鉱物資源相(右)=18日、東京都千代田区
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