- 2023/12/22 掲載
利益率、早期に10%達成=成長推進、組織再編チームも―島田東芝社長
東芝の島田太郎社長は22日、非上場化と新経営体制の発足を受け、報道各社のインタビューに応じた。島田社長は「安定した経営基盤で新しい成長戦略を進めたい」と述べた。組織再編やコスト削減を担うプロジェクトチームを設け、改革に取り組む方針を表明。売上高営業利益率について「早期に10%を達成したい」との目標を示した。
昨年6月に公表した経営方針では、売上高営業利益率について、2030年度までに12%達成の目標を掲げていたが、これを見直す。具体的な達成時期については「改めて発表する」とした。
東芝は「物言う株主」との対立による経営の混乱に終止符を打つべく、TOB(株式公開買い付け)による非上場化の道を選んだ。3~5年後の再上場を目指す。
【時事通信社】 〔写真説明〕インタビューに答える東芝の島田太郎社長=22日午後、東京都港区
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