• 2023/12/19 掲載

英中銀副総裁が利下げ観測けん制、「賃金上昇減速の確認が必要」

ロイター

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William Schomberg

[ロンドン 18日 ロイター] - イングランド銀行(英中央銀行、BOE)のブロードベント副総裁は18日、賃金上昇率が減速軌道に入ったと確信してから政策転換に動くべきだとの見解を示し、市場で高まっている利下げ観測を改めてけん制した。

BOEは先週の金融政策委員会(MPC)で政策金利を3回連続で15年ぶりの高水準である5.25%に据え置くとともに、しばらくはこの金利水準を続けて、過度な賃金上昇を含めたインフレのリスクが落ち着くのを見極める姿勢を表明した。

一方市場では、来年中にBOEが4回、場合によっては5回利下げするとの見方が急速に広がっている。

こうした中でブロードベント氏は、公式な指標では賃金上昇率が鈍化しているものの、それが実態を正確にとらえているか疑問があると指摘。複数の指標を見極めた上で、賃金の伸びが明確に減速基調になったとの結論を下すのが望ましいと述べた。

ブロードベント氏は、英国家統計局が統計改良作業中の一時的措置として、失業保険申請件数などで調整した実験統計ベースの数値を失業率として公表していることにも言及。失業保険申請件数は特に短期的な視点では、信頼できる指標にはならないと説明した。

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