［東京　１８日　ロイター］ - 米ヘッジファンドのファラロン・キャピタル・マネジメントが富士ソフトの株式保有率を従来の５．３５％から６．５３％に引き上げたことが、１８日に提出された報告書で明らかとなった。

報告義務発生日は１２月１２日。保有目的は「純投資および建設的な対話を通じた中長期的な企業価値向上（状況に応じて重要提案行為等を行うことを含む）」としている。

富士ソフトは１１月８日、株式公開買い付け（ＴＯＢ）で上場子会社４社の完全子会社化を目指すと発表。大株主の運用会社３Ｄインベストメント・パートナーズが、同社に対して低評価にとどまる上場子会社を経営課題に挙げていた。