- 2023/12/18 掲載
米SEC、暗号資産に新規則策定の必要性認めず コインベース反発
[ワシントン 15日 ロイター] - 米証券取引委員会(SEC)は15日、米暗号資産(仮想通貨)交換所大手コインベース・グローバルによる暗号資産に関する新規則策定の要請を却下した。
同委の5人の委員が賛成3票、反対2票の賛成多数で決定した。暗号資産に関して現行規制が「機能しない」との主張には同意しないと説明した。
コインベースはその後、裁判所にこの決定の見直しを申し立てたと発表した。
SECのゲンスラー委員長は「既存の法律と規制が暗号証券市場に適用される」とする声明を発表。
これに対しコインベースのポール・グレワル最高法務責任者は「われわれの業界を公平に見ている人は法律が明確だとは思っていないし、もっとやるべきことがあると感じている」とし、「消費者と米国の技術革新に恩恵をもたらす法律とルール作りのためにわれわれは協力する必要がある」とした。
SECの決定は「恣意的」で、「裁量権の乱用」と裁判所資料で指摘した。グレワル氏がX(旧ツイッター)で公表した。
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