経団連と日本商工会議所は１８日、東京・大手町の経団連会館に来日中の東南アジア諸国連合（ＡＳＥＡＮ）各国首脳を招き、昼食会を開催した。十倉雅和経団連会長は冒頭、「世界は、各国地域が協力して取り組まないといけない地球規模の課題に直面している。日本とＡＳＥＡＮは対等な立場で協力しなければならない」とあいさつ。岸田文雄首相も「成長著しいＡＳＥＡＮと先端技術を有する日本が、双方を生かしながら、あらゆる階層で経済関係を強化していくことが重要だ」と呼び掛けた。

これに対し、インドネシアのジョコ大統領は、脱炭素の実現に向け、「日本の革新的なファイナンスと技術移転が必要だ」と述べ、技術面や財政面で日本の支援が不可欠だと訴えた。

【時事通信社】