- 2023/12/18 掲載
脱炭素は重要、中期的に石油を悪者扱いすべきでない=マスク氏
[ローマ 16日 ロイター] - 米電気自動車(EV)大手テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は16日、温暖化を防ぐために二酸化炭素(CO2)の排出量を減らすことは重要だが、中期的な観点では石油とガスを悪者扱いすべきでないとの考えを示した。
マスク氏はイタリアのメローニ首相率いる右派「イタリアの同胞(FDI)」が主催した集会で演説し、「気候変動への警戒は短期的には誇張されている」と指摘。自身は環境保護主義者で、長期的には産業界がCO2の排出を削減することが重要だが、「中期的に石油やガスを悪者扱いすべきでない」と述べた。
テスラがイタリアに投資する可能性はあるかとの質問に対し、「良い投資先だと思うが、出生率低下への懸念を指摘したい」と述べ、労働力減少を指摘した。
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