- 2023/12/08 掲載
10月消費支出、2.5%減=物価高や残暑が影響
総務省が8日発表した10月の家計調査によると、1世帯(2人以上)当たりの消費支出は30万1974円と、物価変動の影響を除いた実質で前年同月比2.5%減少した。マイナスは8カ月連続。物価高の影響などで食料支出が引き続き減少したほか、残暑が長引き、暖房器具や冬物衣料の消費が低迷した。
項目別では、食料が4.4%減。トマトやねぎなどが生育不良で価格が高騰した影響で、野菜・海藻が10.7%減だった。
家具・家事用品は12.9%減。10月の気温が高く、ストーブや温風ヒーター、エアコンといった暖房器具の需要が低迷した。冬物衣料も伸びず、被服および履物は9.7%減だった。
【時事通信社】
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