- 2023/12/08 掲載
NY円急伸、一時141円台=日銀の緩和修正観測で
【ニューヨーク時事】7日のニューヨーク外国為替市場では、日銀が早期に金融緩和策を修正するとの観測が広がり、円相場は一時1ドル=141円台後半まで急伸した。141円台を付けたのは8月上旬以来、約4カ月ぶり。午後3時現在は143円45~55銭と、前日午後5時比3円80銭の大幅な円高・ドル安。
日銀の植田和男総裁は7日の参院財政金融委員会で「年末から来年にかけて一段とチャレンジングになる」と発言。岸田文雄首相と会談し、金融緩和からの出口戦略の基本的な考え方を説明したと伝わった。日銀が早期にマイナス金利政策の解除に動くとの見方が強まり、円高が急速に進行した。
【時事通信社】
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