[ワシントン ７日 ロイター] - 米商務省が７日発表した１０月の卸売在庫は０．４％減と、前月発表された速報値０．２％減から下方修正された。在庫投資が今期の経済成長の足かせとなる可能性を示した。市場予想は修正なしだった。

９月は横ばいだった。１０月の前年同月比は２．３％減だった。

自動車在庫は横ばいだった。９月には０．６％増加していた。全米自動車労働組合（ＵＡＷ）によるストライキが供給を抑制した可能性が高い。

家具、コンピューター機器、金属、アパレル、金物などの在庫は減少した。一方、機械、電気製品、農産品の在庫は増加した。

国内総生産（ＧＤＰ）の算出に用いられる自動車を除く卸売在庫は０．４％減少した。

卸売売上高は１．３％減。９月は２．０％増だった。

１０月の販売ペースで在庫が全てはけるのに必要な期間は１．３４カ月。９月は１．３３カ月だった。