- 2023/12/07 掲載
UAゼンセン、6%賃上げ要求=24年春闘の方針案発表
流通や繊維などの労働組合で構成するUAゼンセンは7日、2024年春闘の要求方針案を発表した。基本給を底上げするベースアップ(ベア)を4%、定期昇給分と合わせて「6%基準」の賃上げを目指す内容で、連合の「5%以上」を上回る。
同日、東京都内で記者会見した松浦昭彦会長は、「(23年春闘の)賃上げが、1年限りではないことを体現する」と強調した。
要求方針は、来年1月23日の中央委員会で決定する。物価上昇により、実質賃金がマイナスになっていることを踏まえ、23年春闘で掲げた「6%程度」より表現を明確にした。同春闘以上に「しっかりした賃上げを目指す姿勢」(松浦氏)を示したという。
【時事通信社】 〔写真説明〕UAゼンセンの松浦昭彦会長=4月10日、首相官邸
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