- 2023/12/05 掲載
プロルート丸光、会社更生手続き=負債27億円、前社長ら粉飾で逮捕
プロルート丸光は5日、大阪地裁に会社更生法の適用を申請し、同日付で受理されたと発表した。負債総額は27億300万円。売り上げの減少に加え、雇用調整助成金の不正受給や前社長らによる粉飾決算の疑いで、自力再建が困難となった。
営業を続けつつ、事業再建に向け同日付でスポンサーの募集を開始。株式は同日付で整理銘柄に指定され、今後上場廃止となる見込み。
プロルートは1900年創業。衣料品卸会社として2004年12月に上場した。06年3月期には370億円超の連結売り上げを計上したが、価格競争の激化などで経営は悪化。今年に入り雇用調整助成金の不正受給が明らかになったほか、架空の売り上げを計上し粉飾決算をした疑いで、前社長らが逮捕・起訴されていた。
【時事通信社】
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