• 2023/12/05 掲載

GX経済移行へ公募入札1.6兆円、近く市場参加者と協議=関係筋

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Takaya Yamaguchi

[東京 5日 ロイター] - 政府が2024年2月に予定しているGX経済移行債「クライメート・トランジション利付国債」の発行概要が5日、判明した。初年度となる23年度の公募入札は10年物と5年物で計1兆6000億円とする。近く市場参加者と協議して正式に決める。

初回入札は2月中旬とし、10年物で8000億円を調達する。下旬には5年物を同額発行する。通常の年限債入札との重複を避けるため、月曜や水曜、金曜日の入札も検討する。入札方式は利回り競争入札とする。

10年物GX債を「長期国債」、5年物GX債を「中期国債」と位置付け、国債市場特別参加者(プライマリーディーラー、PD)に落札責任を課す。他の年限債と同様に、PDに対し応札責任も設ける方向だ。複数の関係筋が明らかにした。

次年度以降の発行額は年度ごとに国会での承認が必要となるため、発行頻度やリオープン(銘柄統合発行)をどうするかは24年度予算編成と併せ、今後決定する。発行当局からのコメントは得られていない。

脱炭素化を巡り、政府は今後10年間で150兆円を超える官民投資を想定。国が先行して20兆円規模のGX移行債を発行することで、民間投資を促したい考え。

岸田文雄首相は11月27日の参院予算委員会で「世界初となる国としてのトランジションボンド(移行債)を国際基準に適合するかたちで今年度から発行し、国内外の投資家に積極的な対外発信を行うことでGX投資を力強く後押ししていく」と強調した。

公募入札に先立ち、政府は移行債の国際認証を取得しており、海外投資家による需要も想定する。

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