- 2023/12/01 掲載
ポルトガルGDP、第3四半期改定値は-0.2% 輸出減が影響
[リスボン 30日 ロイター] - ポルトガルの国立統計院(INE)が30日発表した第3・四半期国内総生産(GDP)改定値は前期比で0.2%減少した。輸出の減少などが要因。
第2・四半期は0.1%のプラス成長だった。
前年比では1.9%増。第2・四半期は2.6%増だった。
純輸出の減少が1.3%ポイント押し下げ要因になった。第2・四半期は0.5%ポイント押し上げに寄与していた。INEは、観光を含むモノとサービスの輸出減少が影響したと分析した。
一方、内需は1.0%ポイントの押し上げに寄与し、前期の0.4%ポイント押し下げから反転。民間の消費と投資拡大が奏功したという。
コンサルタント会社Informacao de Mercados Financeirosの責任者、フィリペ・ガルシア氏は、欧州の景気鈍化を考慮すると、ポルトガルは「成長の原動力の一つとしてもはや外需に依存していない」と指摘した。
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