- 2023/12/01 掲載
23年の世界の年金資産、25.9兆ドルに減少=報告
報告書によると、前年までは2年連続で堅調に増加していたものの、実質金利の上昇も響いたという。
報告書は、世界の上位50位の公的年金基金と上位50位の政府系ファンドのデータの分析に基づく。そのほか、シンガポールのGICやカナダのCDPQを含む22の公的年金基金からの調査なども参照した。
調査に回答したファンドのうち、13%が不動産や保有する従来型の国債を今後1─2年で削減すると見込んだ。一方、インフレ連動債やコモディティー(商品)は増やすことを検討しているという。
新興市場に関しては、約40%がインドが最も魅力的な市場だと回答。中国経済に前向きな見通しを示したファンドはゼロだった。
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