- 2023/11/29 掲載
来年1月の電気料金、5社値上げ=LNG高が影響
東京電力や中部電力など電力大手5社は29日、来年1月の電気料金を値上げすると発表した。標準家庭の値上げ幅は前月比2~24円で、火力発電の燃料となる液化天然ガス(LNG)の輸入価格上昇などが影響した。
他に値上げするのは北海道、九州、沖縄の各電力。電力使用量が月260キロワット時の標準家庭の場合、東電は前月比5円高い7464円となる。燃料費上昇分を料金に反映できる制度の上限に達している関西電力のほか、東北、四国の両電力は横ばい。石炭価格の下落で北陸電力は7円、中国電力は13円それぞれ値下げする。
LNGを原料に使う都市ガス大手4社は、全社が27~35円値上げする。
【時事通信社】
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