- 2023/11/29 掲載
ウォラーFRB理事、数カ月後の利下げの可能性を示唆
ウォラー氏は「標準的なテイラールールに基づけば、あと数カ月─3カ月か4カ月か5カ月か分からないが─ディスインフレが続き、インフレ率が本当に低下方向に向かっていると確信が持てれば、景気回復などとは無関係に、インフレ率が低下したという理由のみで政策金利を引き下げ始めることができる」と述べた。
また、インフレが一貫して低下するなら、金利の「非常に高い」水準への据え置きを主張する「理由はない」とした。
米経済がソフトランディング(軟着陸)軌道を離れるようなショックが起こる可能性はあるが、それは予測できないとした。商業用不動産の価格再評価は起こり得るが、それは十分に予測されていたことであり、「ショック」ではないと述べた。
PR
PR
PR