- 2012/10/10 掲載
広島県廿日市市、全庁規模でシンクライアント導入 年900万円削減
また、庁内のPCのオペレーティング・システム(OS)やソフトウェアのバージョンは新旧が混在しており、職員の業務効率の低下や、管理・保守コストの増大を招いていたという。
PCの故障は職員の業務停止に直結するだけでなく、対応する情報推進課のほかの業務を中断させ、修理完了後のPCの再インストールにかかる時間や消失したファイルやデータの復旧にかかる費用など、コスト負担は年間で約900万円相当となっていた。また、老朽化したPCには起動に数十分要するものがあるなど、生産性の低下も招いていた。
廿日市市では、こうした情報端末管理の課題を改善する手段として「Oracle Sun Ray」システムの採用を決定。オラクルのx86サーバ「Sun Fire X4170 M2」でシンクライアントのサーバ基盤を構築し、共有データの保存および複製によるバックアップ用途にユニファイド・ストレージ製品「Sun ZFS Storage 7320 Appliance」を導入した。
廿日市市が「Oracle Sun Ray」システムの採用・稼働開始にあたって、評価したのは、端末の低い故障率、高いセキュリティ、省電力性、静音性。さらに、OSやソフトウェアのバージョンなどの統一、標準化による容易な管理、端末の高速起動やサーバの高いパフォーマンスによる業務効率の向上といった点も採用につながったという。
本システムの導入プロジェクトは、エネルギア・コミュニケーションズが担当した。エネルギアコムは廿日市市の情報システムに精通しており、業務効率向上を実現するための豊富なノウハウを活用して廿日市市の「Oracle Sun Ray」システムの導入を実施した。
本事例は、2012年10月30日から31日に開催するカンファレンス「Oracle Days Tokyo 2012」で、10月31日午後2時から午後2時45分に詳細が紹介される予定。
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