記事 ゼロトラスト・クラウドセキュリティ・SASE ランサム被害で「データ復旧失敗」50%超…でもゼロトラストが進まない「3つの原因」 ランサム被害で「データ復旧失敗」50%超…でもゼロトラストが進まない「3つの原因」 2024/11/01 ITリソースの多様化やテレワークの普及などで、サイバー攻撃のリスクが急激に高まっている。さまざまなリスクを見据えたセキュリティ対策を講じることが必要だが、企業にとって、安全性や利便性、コストのバランスをいかに最適化しながら対策するかが大きな課題となっている。そこで注目されているのがゼロトラストだが、適用が難しいと認識されているゼロトラストを、いかにして実現すべきなのだろうか。
記事 ID・アクセス管理・認証 なぜ「パスキー認証」導入企業が急増? 巧妙な攻撃手段から守るクラウドセキュリティとは なぜ「パスキー認証」導入企業が急増? 巧妙な攻撃手段から守るクラウドセキュリティとは 2024/10/18 オンラインでのユーザー認証はセキュリティ対策の基本であり、最初に守るべき対象だ。この認証を強化するには多要素認証の導入が不可欠だが、単に導入すればよいわけではない。従来型の多要素認証ではなく、増加の一途をたどる攻撃手法であるフィッシングや中間者攻撃に強い耐性を持つパスキー認証の導入が望ましい。本稿では、最新のサイバー攻撃の手口とそのリスクを低減するパスキーの仕組み、導入方法について解説する。
記事 セキュリティ総論 なぜこんなにも「ゼロトラスト」導入は進まないのか? 企業が苦しむ3つのハードルとは なぜこんなにも「ゼロトラスト」導入は進まないのか? 企業が苦しむ3つのハードルとは 2024/07/03 DXの推進やビジネス環境の変化に伴い、従来のセキュリティ対策は限界を迎え始めている。これまで以上に強固なセキュリティ対策が求められる中、注目を集めているのが「ゼロトラストセキュリティ」だ。しかし、ゼロトラストを導入するには現場への負担が大きく、二の足を踏む企業は少なくないのが現状だ。そこで本稿では、そうしたゼロトラスト実装における「3つ」の課題からゼロトラストにおけるネットワークセキュリティの在り方について解説する。
記事 ゼロトラスト・クラウドセキュリティ・SASE 不正アクセス“たった5年”で2.8倍…「最小工数・最大効果」で対策できる2つの最適解 不正アクセス“たった5年”で2.8倍…「最小工数・最大効果」で対策できる2つの最適解 2024/02/21 サイバー脅威が増大する中、セキュリティ対策に多くのリソースが奪われれば、DXをはじめとした成長への取り組みが停滞しかねない。こうしたジレンマに悩む企業は少なくないだろう。では、最小限の工数で最大限の効果を発揮する「DXを止めないセキュリティ対策」はどうすれば実現できるのか。今回は、サイバー攻撃の最新動向を基に有効なアプローチを絞り込んだ上で、セキュリティ対策の「最適解」を解説する。
記事 ゼロトラスト・クラウドセキュリティ・SASE 最大の脆弱性「人的ミス」がなくなる? 「パスキー認証」導入が進むワケ 最大の脆弱性「人的ミス」がなくなる? 「パスキー認証」導入が進むワケ 2024/01/24 企業や組織のセキュリティでは、今や常識となりつつある「ゼロトラスト」。社内外のあらゆる場所に脅威が存在するという考え方だが、肝心のユーザー認証には適用されていないことが多い。「ユーザーが適切にパスワードを管理している」ことを前提とし続ける以上、「人に起因する脆弱性」は解消できない。そこで本稿では、次世代の認証方法として注目を集める「パスキー認証」にフォーカスし、この新技術で「認可と認証のゼロトラスト」を実現する方法を解説していく。
記事 セキュリティ総論 閉鎖環境こそ「狙われる」…企業が直面するサイバー脅威の実態と“万が一”の対策とは 閉鎖環境こそ「狙われる」…企業が直面するサイバー脅威の実態と“万が一”の対策とは 2023/12/01 近年、サイバー被害が相次ぎ、ランサムウェアの脅威が増大している。しかし、多くの企業ではサイバーセキュリティ上の脅威に対する認識が十分ではないのが現状だ。そのため、最新のサイバー攻撃の手口に合わせて、セキュリティ対策をアップデートしていくことが求められている。そこで、ランサムウェア攻撃の現状や犯人との交渉テクニック、被災した組織の責任問題について、ラック 代表取締役社長 西本逸郎氏に話を聞いた。
記事 セキュリティ総論 もうランサムウェアは怖くない? 実現が難しい「ゼロトラスト」成功の“3要素”とは もうランサムウェアは怖くない? 実現が難しい「ゼロトラスト」成功の“3要素”とは 2023/10/12 IT技術の進展や働き方の変化に伴い、サイバー攻撃の被害が増加している。特に侵入型ランサムウェアの被害は日本でも増加傾向にあるほか、サプライチェーンリスクについても対策が急務となっている。これらへの対応には、ゼロトラストセキュリティモデルが有効とされるが、その実装は複雑になりがちである。本稿では従来のセキュリティシステムを維持しながらゼロトラストを導入するための基本要素とその実装方法について、成功事例をもとに紹介する。
記事 ゼロトラスト・クラウドセキュリティ・SASE ChatGPT・Bard・Bingのメリット・デメリット、生成AI活用で「情報漏えい」の超リスク ChatGPT・Bard・Bingのメリット・デメリット、生成AI活用で「情報漏えい」の超リスク 2023/10/10 ChatGPTをはじめとする生成AI。その活用については、今まさに世界で議論がなされている。日本では政府が産業活用の支援を明言するなど環境整備が進む一方、規制の動きが強い米国などの海外では、「情報漏えい」といったリスクを懸念して主要企業が続々と業務利用を禁止している。日本企業も生成AIのリスクに適切に対応し、安全に活用することが求められる。では具体的にどのような対策が必要なのだろうか。
記事 IT運用管理全般 絶対避けたい「つぎはぎゼロトラスト」、それでも多発している残念理由とは? 解決策は 絶対避けたい「つぎはぎゼロトラスト」、それでも多発している残念理由とは? 解決策は 2023/06/13 オフィス回帰が進み、リモートワークと出勤を使い分ける「ハイブリッドワーク」が定着しつつある中、社内外のネットワークを含む業務基盤をサイバー脅威から守るため、「ゼロトラスト」の視点はますます重要になってきている。だが、その実現にはさまざまな機器やツールが必要であることから、環境構築の途中で挫折する例も少なくない。そうした中、ゼロトラストの現実的な運用を可能にするネットワークセキュリティモデルとして注目されているのがSASE(サシー)だ。
記事 ゼロトラスト・クラウドセキュリティ・SASE 慶大教授が語る最新サイバー攻撃「3つの傾向」、実効力のある「3つの対策」とは? 慶大教授が語る最新サイバー攻撃「3つの傾向」、実効力のある「3つの対策」とは? 2023/02/16 セキュリティの対象が単なる「情報」から、サービスや機能に広がっており、「サイバーセキュリティ」という呼称が一般的になった。こうした変化に対し、1990年代から情報セキュリティ研究を手がけてきた、慶應義塾大学環境情報学部教授の武田圭史氏が、サイバーセキュリティの基本を確認しながら、最新サイバー攻撃「3つの傾向」と実効力のある「3つの対策」について解説する。
記事 情報漏えい対策 サイバー攻撃を支える「闇のエコシステム」…それでも負けない鉄壁防御の3ステップ サイバー攻撃を支える「闇のエコシステム」…それでも負けない鉄壁防御の3ステップ 2023/02/10 企業にとって情報漏えいは、ビジネス機会損失や賠償責任につながるだけでなく、企業のブランド価値自体を失いかねない大きなリスクだ。だがサイバー攻撃は後を絶たず、その手法は年々巧妙さを極めるばかり。そうした攻撃の多くはOSやソフトウェアの脆弱性を狙っており、脆弱性対策を徹底することで被害を未然に防げるケースが多い。そこで本稿では、情報漏えい対策の基本とも言うべき脆弱性対策を進めるステップや手段について解説する。
記事 ファイアウォール・IDS・IPS シスコの侵害事例にみる「多要素認証の限界」、パスワードに依存しないセキュリティ対策 シスコの侵害事例にみる「多要素認証の限界」、パスワードに依存しないセキュリティ対策 2023/01/25 リモートワークの普及は社員に便利さをもたらした一方、企業のセキュリティ強化の必要性を高めた。実際、データ漏えい・侵害の被害件数は年々増加の一途をたどり、有用とされる多要素認証をバイパスされる手段も散見される。このような脅威に対して、どのような対策を講じれば良いのか。ゼロトラストの概念を踏まえ、最新のセキュリティ手法を解説する。
記事 セキュリティ総論 脆弱な「グループ企業・支社」が転落のはじまり? 本社だけ堅牢でも意味がない理由 脆弱な「グループ企業・支社」が転落のはじまり? 本社だけ堅牢でも意味がない理由 2022/12/12 ここ数年、サイバー攻撃のトレンドは大きく変化しており、企業の対応に遅れが出てきている。たとえば、これまで主流であったファイルベースの攻撃から、近年はディスク内には痕跡を残さず、メモリー上で不正プログラムを実行させるファイルレスマルウェアによる攻撃が増えている。前時代的なシグニチャによるパターンマッチングによる対策では攻撃の検知すら難しくなってきており、被害が後を絶たない状況なのだ。こうした中で、狙われる企業にある共通点があることが分かってきた。本記事では、最新の攻撃トレンドを紹介しつつ、狙われやすい企業の特徴、対策のポイントについて解説したい。
記事 セキュリティ データが台無しに…? 徳丸氏が教える対マルウェア「3つのタイプ別」対策 データが台無しに…? 徳丸氏が教える対マルウェア「3つのタイプ別」対策 2022/11/04 データが台無しに…? 徳丸氏が教える対マルウェア「3つのタイプ別」対策 近年、ランサムウェアやエモテットなどのマルウェアが世界中で流行し、業務停止や高額な金銭の要求など、甚大な被害にあう組織が増えている。マルウェアは変化が激しく、これまでも攻撃と防御のいたちごっこが続いてきたが、抜け出すことはできないのだろうか。主要マルウェアの歴史とその特徴、攻撃から効率的に身を守る方法について、EGセキュアソリューションズ 取締役CTO兼IPA研究員の徳丸 浩 氏に話を聞いた。
記事 セキュリティ 日本ハッカー協会代表が解説、ランサムウェアによる「サプライチェーン攻撃」を防ぐには 日本ハッカー協会代表が解説、ランサムウェアによる「サプライチェーン攻撃」を防ぐには 2022/10/31 日本ハッカー協会代表が解説、ランサムウェアによる「サプライチェーン攻撃」を防ぐにはサプライチェーンの脆弱性を狙ったランサムウェア攻撃が世界中で拡大している。米国では、石油会社やソフトウェアサプライチェーン、日本では、さまざまな企業のサプライチェーンが攻撃された。サプライチェーンを狙った攻撃は、関連企業が多数にわたるため、被害が大きくなりやすいが、我々はこの攻撃にどう対策すべきか。OSINTを使った有用な対策について、日本ハッカー協会代表理事の杉浦隆幸氏に聞いた。
記事 セキュリティ総論 実例で分かる「自己学習型AI」のスゴい効果、未知の脅威も“たった数秒”で自動排除 実例で分かる「自己学習型AI」のスゴい効果、未知の脅威も“たった数秒”で自動排除 2022/08/05 サイバー攻撃による被害が後を絶たない。ランサムウェアをはじめとした攻撃は技術の高度化と手口の巧妙化を続け、今や従来のセキュリティ対策では防御しきれなくなっている。そこで最近注目されているのが、自己学習型AI技術の活用だ。従業員などによるITツールの利用パターンを、教師なし機械学習をすることで、その学習したパターンに逸脱した行為を危険とみなし、自動的に察知・排除する。今回はそのメカニズムや動作、効果について、新種のランサムウェアやサプライチェーン攻撃を未然に阻止した実例を交えて紹介しよう。
記事 セキュリティ総論 三大侵入経路「メール・Web・VPN」ももう安心、エンドポイントを守る新手法とは? 三大侵入経路「メール・Web・VPN」ももう安心、エンドポイントを守る新手法とは? 2022/07/22 企業でのDX(デジタルトランスフォーメーション)に向けた取り組みやクラウド活用が進む一方で、サイバー攻撃の技術が高度化・複雑化し、被害件数も増えている。デジタル化により業務利便性を高めたいと考えるものの、セキュリティ強化に頭を抱えている企業は多い。本稿では、昨今のサイバー攻撃の具体的な侵入経路とその攻撃手法、そして脅威を侵入させないための新たなセキュリティアプローチについて解説する。
記事 情報漏えい対策 罰金が1億円に。個人情報保護法の改正ポイントと企業が今できる対策 罰金が1億円に。個人情報保護法の改正ポイントと企業が今できる対策 2022/06/24 企業を標的にしたサイバー攻撃は、ますます深刻化している。セキュリティ対策の進んでいない中小企業を狙った攻撃が増加するなど、企業規模に関係なく被害は広がっている。そして、その手口は多角化かつ巧妙化しており、企業は早急なセキュリティ対策が必要だ。こうした状況に加えて、2022年4月から改正個人情報保護法が施行された。セキュリティ対策に加えて法改正への対応も迫られる。ここでは、個人情報保護法の改正のポイントと、その対応方法を整理し、特に中小企業に最適なセキュリティ対策を解説する。
記事 セキュリティ総論 「侵入が前提」の今、サイバー攻撃者が狙うのは「ファームウェアの脆弱性」なワケ 「侵入が前提」の今、サイバー攻撃者が狙うのは「ファームウェアの脆弱性」なワケ 2022/05/18 サイバーセキュリティの世界においては、常に攻撃と防御のいたちごっこが繰り広げられてきた。攻防を繰り返す中で、昨今のサイバー攻撃者が目を付け始めたのが、さまざまな機器にあらかじめ搭載されている「ファームウェア」の脆弱性だ。ファームウェアの脆弱性を突かれるとどのようなリスクがあり、防御側はどのような対策を検討すべきなのだろうか。
記事 セキュリティ総論 ハッカーが企業を狙う、意外な“目的”とその手法とは ハッカーが企業を狙う、意外な“目的”とその手法とは 2022/02/21 近年、企業のWebサイトを狙ったサイバー攻撃が増加傾向にある。今やWebサイトを持つすべての企業は、常に見えない脅威にさらされていると言って良い。一方、多くの企業はサイバー攻撃の具体的なイメージがつかめないまま、対策が後手に回っている状況だ。攻撃者は何を目的に、どのような手口で企業から情報を盗み取るのか。攻撃者の「目的と行動」を明らかにしながら、どのような対策を講じるべきかを解説したい。
記事 セキュリティ総論 ラックに聞く“ゼロトラスト”、戦略立案に必要な「3つのフェーズ」「4つのステップ」とは ラックに聞く“ゼロトラスト”、戦略立案に必要な「3つのフェーズ」「4つのステップ」とは 2022/01/26 コロナ禍で働き方は一変し、“集合/フィジカル”から“分散/デジタル”へと行動様式は変容した。それに伴いサイバー攻撃の脅威が変容・拡大し、従来の境界型セキュリティからゼロトラストへと変革が必須の命題となっている。しかし、ゼロトラストは単一の製品(技術)で完結しないため、複数の製品(技術)を自社に最適な形で組み合わせて構築する必要がある。実現に欠かせないのが「拡張ゼロトラスト」というコンセプトだ。
記事 セキュリティ総論 専門家が教えるゼロトラストのインパクト、「信頼しない」ことでビジネスはこう変わる 専門家が教えるゼロトラストのインパクト、「信頼しない」ことでビジネスはこう変わる 2022/01/26 働き方改革やコロナ禍でテレワークが浸透したこともあり、企業のネットワークセキュリティ対策は境界防御型からゼロトラスト型へ進化しつつある。ゼロトラスト型アーキテクチャは従業員のワークスタイルを変化させ、企業システムやビジネスのやり方をも変革するとされる。ITコストの最適化、ITリスクマネジメントの専門家であるアイ・ティ・アール(ITR)の藤 俊満氏が、仕事のやり方を改革し、企業の競争優位性にもつながるゼロトラストの可能性を語った。
記事 セキュリティ総論 最新事例から読み解くAIセキュリティの実力、ランサムウェアから企業をどう守るのか? 最新事例から読み解くAIセキュリティの実力、ランサムウェアから企業をどう守るのか? 2022/01/20 ランサムウェア攻撃の被害が世界的に拡大し、いまだ終息の見通しは立っていない。企業は自衛を徹底するほかないが、セキュリティ人材や予算など、限られたリソースで完璧な防御は難しい。今回は、人間に代わってAIが攻撃者の侵入や、異常な振る舞いを察知して防ぐ最新のサイバーセキュリティを紹介する。ゼロデイ攻撃を阻止した最新の実例を元に、いかにAIが防御を効率化できるかを考えたい。
記事 セキュリティ総論 もはや必須のゼロトラスト、「EDRとIDaaS」はいかにして連携するのが正解? もはや必須のゼロトラスト、「EDRとIDaaS」はいかにして連携するのが正解? 2021/12/20 ネットワークやセキュリティにおいて、近年ゼロトラストをいかに実現していくかが重要なテーマとなってきた。働き方や働く場所の多様化に伴いオンプレミスからクラウドへの移行が進み、従来型の境界防御という考え方に基づいたセキュリティ対策では十分な対応ができなくなってきたからだ。しかし、ゼロトラストを実現するのは簡単ではない。複数の製品の組み合わせが必要になり、それらの連携がネックになるケースも出てきている。本記事ではゼロトラストの要ともなる、EDRとIDaaSをどう連携していくべきなのかについて解説しよう。
記事 セキュリティ総論 ゼロトラストは「導入後」が本番、改善サイクルを回し続ける方法とは ゼロトラストは「導入後」が本番、改善サイクルを回し続ける方法とは 2021/12/15 近年、従来の境界型防御とは異なるアプローチ「ゼロトラストセキュリティ」が新たなセキュリティ手法として定着しつつある。しかし、ゼロトラストは導入して終わり、というソリューションではない。ゼロトラストセキュリティを実現するためには、導入後の運用も常に改善し続けることが肝心だ。すべての改善はどこから始まるのか。ゼロトラストを適切に運用するために、セキュリティ管理者はどのような観点で何をすべきなのだろうか。
記事 ワークスタイル・在宅勤務 2022年は「オフィス×テレワーク」のハイブリッドに。効率とセキュリティをどうする? 2022年は「オフィス×テレワーク」のハイブリッドに。効率とセキュリティをどうする? 2021/11/30 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックから1年半余りが経過し、さまざまな組織で従業員の働き方は大きく変わった。テレワークをはじめとする働き方の多様化はコロナ後も続くと考えられ、企業は「分散化された業務環境」に対応する柔軟でセキュアなインフラを整備していく必要がある。だが、そこでは今までのやり方を根本的に見直す必要がある。本稿では、ニューノーマルでの働き方を実現するセキュアな環境とは何か、深堀りして考えていく。
記事 ワークスタイル・在宅勤務 今が「脱VPN」のラストチャンス?将来を見据えた、テレワーク環境構築のススメ 今が「脱VPN」のラストチャンス?将来を見据えた、テレワーク環境構築のススメ 2021/11/17 緊急事態宣言が解除されて、これまで実施していたテレワークの縮小を検討する企業も、徐々に増えつつある。しかし、今後のパンデミック対策としても、多様な働き方の実現としても、テレワークを可能にする仕組みを維持し、さらにそれをより洗練させていくことは不可欠だ。その点で、緊急事態宣言が明けた今こそ見直すべきは、多くの企業のテレワークで利用されていた「VPN」である。
記事 ゼロトラスト・クラウドセキュリティ・SASE 社会インフラ支えるJRシステムがたどり着いた、セキュリティ対策“最初の一手”とは? 社会インフラ支えるJRシステムがたどり着いた、セキュリティ対策“最初の一手”とは? 2021/11/04 IT人材や予算には限りがある以上、セキュリティ人材不足に悩まされている企業は多いだろう。いわゆる「1人情シス」も珍しくない。近年増加傾向にあるサプライチェーン攻撃においては、セキュリティ対策の不十分な企業が狙われる。自身の企業は“脆弱性”になっていないと言い切れるだろうか。こうした事態に対応するため、企業がとれる最初の一手は何か。「みどりの窓口」のシステムなどの開発・運用を行っている鉄道情報システム(以下、JRシステム)がたどり着いた答えを聞いた。
記事 ゼロトラスト・クラウドセキュリティ・SASE セブン&アイグループが実践、「150以上のサイト」を守るWebセキュリティの全貌 セブン&アイグループが実践、「150以上のサイト」を守るWebセキュリティの全貌 2021/10/12 インターネット口座の不正送金、顧客情報の漏えい、Web改ざんなど、WebサイトやWebサービスを狙ったサイバー犯罪が後を絶たない。インターネット取引に関わる企業は、その規模に関わらず、常に攻撃に備える必要がある。セブン&アイグループが運用するおよそ150のWebサイトを実例として、最新のサイバー攻撃とその対処法について考えてみたい。