記事 環境対応・省エネ・GX 脱炭素化に苦戦する日本企業を後押し、環境省が新設「脱炭素アドバイザー」を解説 脱炭素化に苦戦する日本企業を後押し、環境省が新設「脱炭素アドバイザー」を解説 2024/05/07 今や企業にとって無視できない課題となっている脱炭素化への取り組み。サプライチェーン全体での取り組みが求められるものの、特に中小企業ではなかなか取り組みが進まず、その背景には共通した課題が横たわっていることをご存じだろうか。その課題解決のために環境省が創設したのが、「脱炭素アドバイザー」資格制度の認定事業だ。同事業の狙いやビジネスパーソンからみたメリットについて、環境省の稲村晃希氏が解説する。
記事 環境対応・省エネ・GX 経産省語る「GX推進戦略」の今、2050年カーボンニュートラルの実現に向けて 経産省語る「GX推進戦略」の今、2050年カーボンニュートラルの実現に向けて 2024/03/19 気候変動問題に対処するため、世界各国でカーボンニュートラルが注目されている。カーボンニュートラルを達成するために必要なのが、GX(グリーントランスフォーメーション)だ。日本では現在GXを官民一体となって取り組んでおり、今後10年間で150兆円超の官民GX投資を実現する方針だ。その取り組みや展望について、経済産業省 産業技術環境局 GX投資促進室 総括係長の山田 亮太氏に聞いた。
記事 カーボンニュートラル 約1万社の調査で判明、日本企業の「脱炭素のホンネ」、現場が抱える“戸惑い”とは? 約1万社の調査で判明、日本企業の「脱炭素のホンネ」、現場が抱える“戸惑い”とは? 2024/03/06 2020年10月、日本政府はカーボンニュートラル宣言を発表し、「2050年までに温室効果ガス(GHG)の排出量を全体としてゼロにする」ことを掲げた。また、世界では炭素税や排出量取引など、排出するCO2に価格をつける「カーボンプライシング」の考え方が広まりつつあり、このまま放置すれば経営コスト増につながりかねない。こうした中、トヨタ自動車やソニーなど、日本の一部主要企業は、関連企業を巻き込みながら取り組みを加速させているが、そのほかの多くの企業では取り組みはなかなか進まない状況がある。なぜ、企業の脱炭素の取り組みは進まないのか。
記事 製造業界 三井化学のDXの裏側、2030年に営業利益2500億へ…次世代の化学プラントの在り方 三井化学のDXの裏側、2030年に営業利益2500億へ…次世代の化学プラントの在り方 2023/12/05 国際化やデジタル化への対応の遅れ、あるいはサプライチェーンリスクやカーボンニュートラルなど、新たな課題に成長を阻まれ、競争力を失いつつある日本の製造業。その起死回生の鍵となるのは、やはりDXだろう。創業110年余の総合化学メーカー、三井化学もまた、DXを軸とした事業改革に挑む日系企業の1つだ。世界規模の社会課題を解決するグローバル・ソリューションパートナーを目指す同社CDOの三瓶 雅夫氏に、新長期経営計画「VISION 2030」にもとづくDX戦略の具体的な取り組みについて聞いた。
記事 製造業界 三菱マテリアルが語るDX、「心理的安全」「当事者意識」を育む制度とは? 三菱マテリアルが語るDX、「心理的安全」「当事者意識」を育む制度とは? 2023/12/04 DXの重要性が高まっている昨今、本質的なDXに取り組めず、ITツールの利活用で終わってしまっている企業も少なくない。本質的なDXとは何か、全社的にDX戦略を進めるためにはどうするべきかを知るためには、DXに成功している企業の事例が参考になるだろう。今回は、DX戦略を中心に経営改革を進めて2023年度には「DX銘柄」の注目企業にも選出された、三菱マテリアルの事例をもとに解説する。
記事 デジタルツイン なぜ「儲からない」環境問題が日本企業の“活路”なのか? 早大 所教授に聞いた なぜ「儲からない」環境問題が日本企業の“活路”なのか? 早大 所教授に聞いた 2023/11/20 環境問題が深刻になる中、SDGsやESG経営、より具体的な「カーボンニュートラル」「サーキュラーエコノミー」などの言葉・概念がビジネスの世界でも注目されている。時代の流れに敏い企業は、環境改善を自社のビジネスにうまく落とし込み始めている。一方で、営利企業としてまっとうに活動する中で、環境改善に比重を置くことに違和感を覚える経営者が多いのも事実だ。そこで本稿では、日本の環境問題の現状と課題、未来を見据えたときに企業が取るべき戦略について、資源循環工学、粉体工学を専門とし、サーキュラーエコノミーにも造詣の深い早稲田大学 理工学術院創造理工学部 教授 所 千晴氏に話を聞いた。