記事 リーダーシップ ユニクロの「ヤバすぎる」幹部向け小冊子の中身、柳井氏の「根っこ」がわかる ユニクロの「ヤバすぎる」幹部向け小冊子の中身、柳井氏の「根っこ」がわかる 2024/11/19 16 ユニクロがここまで圧倒的なブランド力を築けた理由は、単なるカリスマ経営者の存在だけではない。「社長がいなくても回る仕組み」を全社に浸透させることだという。現場のスタッフまでもが経営者の視点を持ち、自分の店舗や売り場を自らの裁量で動かす。とはいえ、その実現は決して簡単なのものではない。元ファーストリテイリング執行役員の宇佐美潤祐氏によれば、それを実現するための幹部向けの小冊子があるという。同冊子はなぜ作られたのか、そしてどのようなことが記載されているのか。『ユニクロの仕組み化』を上梓した宇佐美氏が解説する。
記事 デザイン経営・ブランド・PR 王者ゴディバの「さすがすぎる」ブランド戦略、ここにきて「あえてパン屋」の納得理由 王者ゴディバの「さすがすぎる」ブランド戦略、ここにきて「あえてパン屋」の納得理由 2024/11/08 29 高級チョコレートブランドのゴディバ。女性が馬に乗ったロゴは、一度は目にしたことがある方も多いと思います。そんなゴディバが世界初となるベーカリーショップを日本に開店し、人気を博していることをご存じでしょうか。なぜチョコレートメーカーであるゴディバがベーカリーを開くのか。そこには、マーケテイング視点で、ブランドを強化するための「ある戦略」がありました。グーグルでシニアマーケティングリサーチマネージャーを務めた多田翼氏が、ゴディバのブランド戦略を解き明かします。
記事 デザイン経営・ブランド・PR ジョージアはなぜ「SNS映え」を重視した?ブランド刷新に見るマーケ的「スゴさ」 ジョージアはなぜ「SNS映え」を重視した?ブランド刷新に見るマーケ的「スゴさ」 2024/07/10 コーヒー飲料ブランド「ジョージア」が昨年大幅なブランド刷新を行ったことをご存じでしょうか。ロゴの変更をはじめとした大胆な変革を行った同ブランドですが、ブラント刷新に際して行ったPR施策は、マーケティング視点から学ぶべきある「すごさ」があります。それは一体何でしょうか。グーグルでシニアマーケティングリサーチマネージャーを務めた多田翼氏が解き明かします。
記事 デザイン経営・ブランド・PR なぜ、ヤッホーブルーイングは熱狂的ファンが多い? 独特すぎる「マーケ術の凄み」 なぜ、ヤッホーブルーイングは熱狂的ファンが多い? 独特すぎる「マーケ術の凄み」 2024/07/08 近年は「ファンマーケティング」や「ファンコミュニティー」の重要性が認識され、ファン獲得に取り組む企業も増えています。たとえばヤッホーブルーイングは、多くの熱狂的ファンに根強く支持されており、同社の企画や取り組みには大きな注目を集めています。そこで今回、ビジネスを成長させるために必要な「ファーストフォロワー」について、ヤッホーブルーイングの外部スタッフ「エア社員」にも就任したトライバルメディアの高橋 遼氏に、著書『ファーストフォロワーのつくりかた』(翔泳社)を再構成して解説してもらう。
記事 デザイン経営・ブランド・PR なぜ今さらピップエレキバンが「体験型イベント」? マーケ視点で見る「2つ」の狙い なぜ今さらピップエレキバンが「体験型イベント」? マーケ視点で見る「2つ」の狙い 2024/05/16 肩こりをはじめとするコリ軽減に役立つ「ピップエレキバン」。同製品がゴールデンウィーク(GW)に体験型のイベントを開き、好評を博しています。発売から半世紀が経つ超ロングセラー商品である同製品のマーケティング戦略を、グーグルでシニアマーケティングリサーチマネージャーを務めた多田翼氏が解き明かします。
記事 中国 シャオミの爆売れEVの裏側、27分で完売させた“中国のジョブズ”「最強プレゼン術」 シャオミの爆売れEVの裏側、27分で完売させた“中国のジョブズ”「最強プレゼン術」 2024/05/09 1 中国スマートフォン大手シャオミの初のEV「Xiaomi SU7」(スーセブン)が絶好調だ。予約開始後27分で予定台数は完売、追加販売、追加生産も決まった。この好調の背景には、創業者であり現CEOの雷軍(レイ・ジュン)氏のしたたかなプロモーション術、プレゼン術がある。今回のSU7は、試乗もせず、現物も見ないで購入した人も多かったと推測されているが、ここまで消費者をその気にさせてしまう雷軍氏のプレゼン術とは。
記事 デザイン経営・ブランド・PR なぜニッチでも「ナンバーワン」が重要か?無名企業でも「取材殺到」のPR戦術 なぜニッチでも「ナンバーワン」が重要か?無名企業でも「取材殺到」のPR戦術 2024/04/17 自社をメディアに取り上げてもらうために、「メディアが取材する理由」を作ることが必要です。そのために、自社が「○○分野の第一人者」であること、客観的に分かりやすく強みを「言語化」することが重要です。「○○と言えばこの会社」になるための基本ステップや注意点、Sansan製品のタグライン・プロダクト定義のアップデート例を紹介します。
記事 デザイン経営・ブランド・PR ゼロから始める“攻め”の「広報戦略」、博報堂グループ会社に学ぶ成功法則 ゼロから始める“攻め”の「広報戦略」、博報堂グループ会社に学ぶ成功法則 2024/04/10 PR市場は右肩上がりに成長をしており、拡大傾向にあります。なぜ多くの企業がこぞって広報活動に力を入れるのでしょうか。攻めの広報戦略によって得られる6つの効果と、博報堂のグループ会社であるスパイスボックスの成功事例をご紹介します。
記事 デザイン経営・ブランド・PR ボドゲの王道「人生ゲーム」に学ぶ、“超ロングセラー”を生む常識破りの「勝利法則」 ボドゲの王道「人生ゲーム」に学ぶ、“超ロングセラー”を生む常識破りの「勝利法則」 2024/03/29 ボードゲームの超ロングセラー商品である「人生ゲーム」。ルーレットを回してコマを進めた先に待ち構える、波乱万丈の人生模様に胸躍らせた経験を持つ方も多いのではないでしょうか。同商品が50年以上にわたり親しまれてきたのは、ある「勝利法則」に基づくマーケティング戦略がありました。一体その戦略とは何でしょうか。グーグルでシニアマーケティングリサーチマネージャーを務めた多田翼氏が解き明かします。
記事 デザイン経営・ブランド・PR マーケティングDXとは何かをプロが解説、「マーケ下手」な日本企業が競争力を得る方法 マーケティングDXとは何かをプロが解説、「マーケ下手」な日本企業が競争力を得る方法 2024/02/29 コロナ禍以降、消費者行動や消費者ニーズが多様化しており、企業は事業環境の変化への対応に迫られている。そうした中で注目されているのが「マーケティングDX」だ。マーケティングDXとは、データとデジタル技術を使ってマーケティングプロセスを変革し、競争力を高めていくことである。だが、専門人材の不足や専門組織の未整備など課題が山積し、成果を出せていない企業も多く見られる。そこで本稿では、マーケティングDXを基礎から解説するとともに、成功への秘訣、成功事例などを紹介し、マーケティングDX実現のヒントを提示する。
記事 デザイン経営・ブランド・PR リプトン ミルクティーまさかの「大失敗」、崖っぷちを逆手の「スゴい挽回術」とは リプトン ミルクティーまさかの「大失敗」、崖っぷちを逆手の「スゴい挽回術」とは 2024/02/14 森永乳業から発売されている「リプトン ミルクティー」。学生時代、紙パックにストローを差して愛飲していた方も多いのではないでしょうか。そんなリプトン ミルクティーですが、実は、ある大きな「失敗」を経験しています。同製品はその失敗をどうマーケティングに生かしたのか。ロングセラー飲料から失敗を次につなげる方法を学びます。
記事 新規事業開発 チョコザップ・QBハウスの秀逸すぎる「ブルーオーシャン」戦略、新市場開拓の凄い手法 チョコザップ・QBハウスの秀逸すぎる「ブルーオーシャン」戦略、新市場開拓の凄い手法 2024/01/24 鹿児島県南九州市役所企画課 企画課 小野寺宗貴 様々な市場にブルーオーシャンがあること、これまでの常識であったものを削ったりすることで新たな市場を作り上げる。その手があったか、という思いです。
記事 デザイン経営・ブランド・PR Twitter買収で「困惑」、わかさ生活・ミツカン・AOKIらはXになってどう変わった? Twitter買収で「困惑」、わかさ生活・ミツカン・AOKIらはXになってどう変わった? 2023/12/27 X(旧Twitter)の企業アカウントの広がりとともに、その運用を担う“中の人”が注目されつつある。中の人はユーザーとのコミュニケーションの矢面に立つ、各社の“顔”と呼べる存在だが、何を考えてメッセージを発信しているのか。また、マスク氏による買収で運用は何がどう変わったのか。わかさ生活とミツカン、AOKIの中の人がUser Local Customer Conference 2023で覆面座談会を行い、X運用に関するホンネを打ち明け合った。
記事 デザイン経営・ブランド・PR 森永製菓が語る、SNSで「バズる」成功法則と解き明かされる「データ活用」術 森永製菓が語る、SNSで「バズる」成功法則と解き明かされる「データ活用」術 2023/12/26 SNSを広告宣伝のツールとして利用する企業はすでに数多い。そこで課題となりがちなのが、SNSを用いた各種施策の「効果測定」の難しさだ。そうした中、大手菓子メーカーの森永製菓では独自の測定手法を考案し、SNS活用を効果的に進めている。同社のマーケティング部 広告部の二宗 瑞季氏がUser Local Customer Conference 2023に登壇し、SNSの効果測定の具体的な手法とともに、同社におけるSNSデータの活用法について解説した。
記事 デザイン経営・ブランド・PR 「あの人やっぱりB型っぽい」は大間違い、グーグルも苦戦の怖すぎ「バイアス」の正体 「あの人やっぱりB型っぽい」は大間違い、グーグルも苦戦の怖すぎ「バイアス」の正体 2023/12/25 ネットショッピングをしていて、もともと買うつもりがなかった商品を思わず「ポチって」しまった経験がある人も多いのではないでしょうか。実はこの行動、行動経済学で説明されている、ある「バイアス」の仕業なのです。私たちはそうしたバイアスによって、買い物や採用面接といった場面で「間違った」決定を下してしまうことが多々あります。『行動経済学が最強の学問である』の著者、相良奈美香氏が代表的な2つのバイアスをご紹介します。
記事 デザイン経営・ブランド・PR なぜiPhoneのストレージは何種類もある? 裏にある“用意周到すぎる”戦略とは なぜiPhoneのストレージは何種類もある? 裏にある“用意周到すぎる”戦略とは 2023/12/23 誰もが一度は利用したことがあるであろうネットショッピングや動画配信サービス。これらのサービス構築に「行動経済学」という学問がしばしば活用されていることをご存知でしょうか。あなたがアマゾンやネットフリックスを使っているとき、知らず知らずのうちに計算し尽された企業の「誘導戦略」にまんまとハマっているかもしれません。『行動経済学が最強の学問である』の著者、相良奈美香氏が、ビジネスで用いられている行動経済学の例をご紹介します。
記事 デザイン経営・ブランド・PR SUBARU(スバル)に学ぶWebサイト改善術、超「分かりやすい」データ分析のコツとは SUBARU(スバル)に学ぶWebサイト改善術、超「分かりやすい」データ分析のコツとは 2023/12/22 データ活用の重要性は長らく指摘されながらも、組織的な活用は一筋縄ではいかない。組織文化や社員のリテラシー、各種ツールの操作法の習得など課題はいくつも存在する。そうした中、極めて短期間で組織的なデータ活用を軌道に乗せ、Webサイトの改善で成果を上げているのが株式会社SUBARU(以下、スバル)だ。同社の広報部 オウンドメディアグループ 主事 佐藤 葉之氏、同 主任 椿 英人氏、同 吉田 亘佑氏が、User Local Customer Conference 2023に登壇し、同社のWebサイト改善に関する取り組みやそのコツについて解説した。
記事 デザイン経営・ブランド・PR ヒットの秘密はあのセリフ?「赤いきつねと緑のたぬき」味だけじゃない「ウマさ」とは ヒットの秘密はあのセリフ?「赤いきつねと緑のたぬき」味だけじゃない「ウマさ」とは 2023/12/06 カップ麺の人気銘柄の1つ「赤いきつねと緑のたぬき」。40年以上にわたり愛されてきた同製品は、製品PRで用いられる「キャッチコピー」にヒットの源泉とも言えるある特徴があります。その「秀逸すぎる」ヒットの秘密とは? 同製品ロングセラーの理由を、グーグルでシニアマーケティングリサーチマネージャーを務めた多田翼氏がマーケティング視点で解き明かします。
記事 デザイン経営・ブランド・PR 元日本代表も愛用、ミズノのスパイク「モレリア」の「一貫性しかない」ブランディングとは 元日本代表も愛用、ミズノのスパイク「モレリア」の「一貫性しかない」ブランディングとは 2023/10/23 元日本代表やJリーガーなど多くのサッカー選手が着用するミズノのスパイク「モレリア」。初代モデル発売から40年以上経ってもロングセラーとして定着している背景には、ある「一貫性」がありました。一体それは何なのか。変わらないモレリア人気の秘密をマーケティング視点で解き明かします。
記事 デザイン経営・ブランド・PR 日本酒に“酔いしれる”米国民、ブーム爆発の裏で実は「日本政府も立役者」のワケ 日本酒に“酔いしれる”米国民、ブーム爆発の裏で実は「日本政府も立役者」のワケ 2023/09/29 米国では、すしや和食とともに、日本酒への人気が爆発的に高まっている。日本から米国への輸出量はこの10年で急激に伸長。それだけでなく、25日から米国産の獺祭が発売開始になるなど米国内での酒造りも活気を見せており、本格的な日本酒ブームが到来したと言える。このブームの背景を探ると、実は日本政府による“ある戦略”の成果が垣間見える。本稿では、米国における日本酒ブームの裏側に迫る。
記事 デザイン経営・ブランド・PR リンカーンとマーケの神が「成功の秘訣」を証明、「テスラら4社」は普通と何が違う? リンカーンとマーケの神が「成功の秘訣」を証明、「テスラら4社」は普通と何が違う? 2023/09/19 かの有名な米国大統領、リンカーンはゲティスバーグの演説でこう言った。「Government of the people, by the people, for the people(人民の、人民による、人民のための政府)」。この言葉を「Who:誰による、Why:何のための、What:何を」という視点で、業界に革命をもたらそうとする企業に当てはめてみると、従来の企業と何が違うのかが鮮明に見えてくる。そして、それらの企業が成功できる理由を、コトラーが提唱するマーケティング論よりひも解くことができる。本稿では、食肉(ビヨンド・ミート、インポッシブル・フーズ)、シューズ(オールバーズ)、自動車(テスラ)の3つの業界を例に解説する。
記事 デザイン経営・ブランド・PR 永谷園の「おとなのふりかけ」は「常識完全無視」だった? 学ぶべき「4つ」の視点とは 永谷園の「おとなのふりかけ」は「常識完全無視」だった? 学ぶべき「4つ」の視点とは 2023/09/14 1989年(平成元年)に発売され、30年以上たった今も、食卓を彩っている永谷園の「おとなのふりかけ」。先月には新たなフレーバーが発売されるなど、その人気はいまだに衰えることを知りません。なぜ同製品はロングセラーとして食卓に定着したのか、そこには多くの企業が学ぶべき永谷園の優れた商品戦略がありました。マーケティング視点で、「おとなのふりかけ」のヒットの秘密を紐解きます。
記事 デザイン経営・ブランド・PR ANAも導入、ニュージーランド航空が提供のエコノミー「スカイカウチ」は何がスゴい? ANAも導入、ニュージーランド航空が提供のエコノミー「スカイカウチ」は何がスゴい? 2023/08/29 南半球の国ニュージーランドは、北半球の日本からだと長距離移動を余儀なくされる遠い国のイメージがある。欧米諸国へは更に遠距離の旅を余儀なくされるが、その遠さを逆に活かしたサービスがニュージーランド航空で開発されている。それは、熟睡できるエコノミー「スカイカウチ」だ。ANAも同サービスを取り入れて、好評を得ている。本稿では、そのユニークなサービスを紹介する。
記事 デザイン経営・ブランド・PR 任天堂は「歴代マリオシリーズ」でいくら稼いだ?独特すぎる“商売の仕組み”を大解説 任天堂は「歴代マリオシリーズ」でいくら稼いだ?独特すぎる“商売の仕組み”を大解説 2023/08/07 スーパーマリオが映画業界で空前絶後のインパクトを残している。東宝東和によると、2023年4月28日公開の『The Super Mario Bros. Movie(ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー)』の興行収入は約13.5億ドル(約1,900億円、6月26日時点)を突破。これは『アナと雪の女王』(12.8億ドル)や『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』(13.4億ドル)を抜き、世界映画史上トップ16位に入る数字である。この反響の大きさから、あらためてマリオというコンテンツの人気が伺える。今回は、そんな任天堂が生み出した最強コンテンツ「マリオシリーズ」がどれほどの売上を上げてきたのか、またその独特すぎるマリオシリーズの収益構造を解説したい。
記事 デザイン経営・ブランド・PR 「スト6」で学ぶマーケティングの基礎、古参ファンがいると陥りがちな「罠」とは 「スト6」で学ぶマーケティングの基礎、古参ファンがいると陥りがちな「罠」とは 2023/08/04 カプコンが6月に発売した新作ゲーム「ストリートファイター6」。人気シリーズの最新作である今作ですが、7月末に発表されたカプコンの決算資料によれば、約200万本も売れている大ヒット作品になりました。今日の深夜からは格闘ゲームで世界最大の参加者数を誇る「Evolution Championship Series 2023(EVO 2023)」がラスベガスで始まり、メイン種目としてますます注目を集めることでしょう。カプコンはヘビーユーザーや熱心なファンを喜ばせつつ、どのように新しい顧客の獲得を成し遂げたのでしょうか。 「ストリートファイター6」のヒットからマーケティングの基礎を学びましょう。
記事 デザイン経営・ブランド・PR 牛肉大国 米国で続く「和牛」人気、50年で独自進化? すし・和食と違う「流行の秘密」 牛肉大国 米国で続く「和牛」人気、50年で独自進化? すし・和食と違う「流行の秘密」 2023/07/14 世界一の牛肉消費量を誇る米国。そんな「牛肉大国」で、ひそかな和牛ブームが続いている。北米エリアで見ると和牛の市場規模は年率4.8%のペースで成長する見通しで、米国の一部地域では庶民の味であるハンバーガー店で使われるほど和牛が定着しているという。米国における和牛の成功には、比類なきおいしさや希少価値だけでなく、すしや和食とは異なる成功の秘訣が隠されているようだ。本稿では、米国和牛の歴史を振り返りつつ、独自の進化を遂げたブランド力を解説する。
記事 デザイン経営・ブランド・PR 「うたプリ」の凄すぎる売上規模、水樹奈々×上松範康による“ヒットを生む発明”とは 「うたプリ」の凄すぎる売上規模、水樹奈々×上松範康による“ヒットを生む発明”とは 2023/07/10 『うたの☆プリンスさまっ♪』(以下、うたプリ)は、2010年にPSP(プレイステーションポータブル)用の恋愛アドベンチャーゲームとして誕生し、その後14年間にわたり、生みの親であるブロッコリー社(キャラグッズの企画・制作)の売上に大きく貢献し続けた一大コンテンツだ。今回は、うたプリの関連コンテンツ(ゲーム、アプリ、映画、グッズなど)がどれだけの収益を生み出しているかを整理しつつ、なぜこれほど人々を惹きつけるのか、考察したい。
記事 デザイン経営・ブランド・PR 『ハリー・ポッター』がもたらす衝撃の経済効果、企業が“版権”奪い合う納得の理由 『ハリー・ポッター』がもたらす衝撃の経済効果、企業が“版権”奪い合う納得の理由 2023/06/12 ハリー・ポッターと言えば、英国出身のJ.K.ローリング氏が30歳(1995年)の時に書き上げた、その後30年にわたって世界を席巻する傑作だ。小説としては累計6億部と人類史上最も売れた小説シリーズの1つでもある。映画としても、ファンタスティック・ビースト(FB)シリーズ含めた全11作は、『マーベル』『スターウォーズ』『スパイダーマン』に並ぶほどの興行収入を誇る。今回は、そんなハリー・ポッターシリーズが生み出してきた衝撃の経済効果を解説する。
記事 流通・小売業界 楽天やドコモらの「共通ポイント」、加盟企業にこれから起きる「最悪な末路」とは 楽天やドコモらの「共通ポイント」、加盟企業にこれから起きる「最悪な末路」とは 2023/05/31 楽天ポイントやTポイントなどが代表例に挙げられる共通ポイントプログラム。売上アップを期待して、こうしたプログラムに加盟している企業も多いのではないだろうか。しかしある調査によると、加盟企業同士の相乗効果ではなく、ある2つの事象が起きることが明らかとなっている。これを防ぐためには、横断的に加盟企業で消費してもらうクロス購買の促進が必要となるが、日本の多くのプログラムではそれができていない。このままでは、最悪な末路を招いてしまいかねない。本稿では共通ポイントの効果を紹介しつつ、クロス購買を促進する具体策について解説する。
記事 O2O・OMO・オムニチャネル 「新宿東口の猫」の広告効果も計れる? 広がる「裸眼3D広告」が変えた、屋外広告の常識 「新宿東口の猫」の広告効果も計れる? 広がる「裸眼3D広告」が変えた、屋外広告の常識 2023/05/26 2021年、新宿に現れた巨大なネコで日本でも広く知られるようになった裸眼3Dディスプレイ。裸眼でも映像が飛び出して見える屋外広告は多くの人の目を引いた。現時点の日本では設置場所がまだ限られているが、中国では政策の後押しもあり、すでに140カ所以上で活用されている。中国ではテレビやラジオ、紙媒体の広告市場が縮小する中、この3D広告がけん引し、屋外広告はオフライン広告で唯一成長、2021年で約1.4兆円まで市場が拡大している。従来の屋外広告の最大の難点であった効果測定を可能にしつつあるなど、演出の派手さだけじゃない、裸眼3D屋外広告の本当の効果と活用実態とは。