記事 IoT・M2M・コネクティブ 日本発データ共有圏「ウラノス・エコシステム」とは?トヨタ・ホンダも力を注ぐ理由 日本発データ共有圏「ウラノス・エコシステム」とは?トヨタ・ホンダも力を注ぐ理由 2024/06/05 現在、欧州を中心に活発に議論されているテーマに「データ共有圏(Data Space)」がある。これは、企業・団体など複数の主体が垣根を超えてデータを共有し、業界の発展に向け連携する動きで、代表的な組織としてGAIA-X(ガイアX)やCatena-X(カテナX)などがある。日本でも経産省がデータ共有に向けた取り組みを「ウラノス・エコシステム(Ouranos Ecosystem)」と命名し活動を推進しているほか、2024年2月にはデータ共有を推進する企業として、トヨタ自動車やホンダなど国内自動車メーカー14社と、自動車部品・蓄電池の業界団体が参画する「自動車・蓄電池トレーサビリティ推進センター」が誕生した。今回は、「ウラノス・エコシステム」と「自動車・蓄電池トレーサビリティ推進センター」を分かりやすく解説する。
記事 製造業界 【特集】データ共有圏とは? 関連する組織をまとめて解説 【特集】データ共有圏とは? 関連する組織をまとめて解説 2023/12/31 現在、欧州で活発に議論されている重要なテーマに「データ共有圏(Data Space)」がある。データ共有圏とは、あらゆる企業・組織などがそれぞれの垣根を超えて所有するデータを共有し合い、業界の発展に向け連携しようとする動きを指す。それら取り組みを推進する組織・枠組みとして、欧州ではIDSAやGAIA-X、Catena-X、日本ではウラノス・エコシステム(Ouranos Ecosystem)など、すでにあらゆる組織が誕生しており、その取り組みが加速している状況だ。本特集では、データ共有圏を目指す主要な組織・団体を紹介する。
記事 自動車・モビリティ 「電動キックボード不要論」に欠けている視点、「特定小型原付」の種類やメリット 「電動キックボード不要論」に欠けている視点、「特定小型原付」の種類やメリット 2023/09/27 道路交通法の一部が改正され、電動キックボードなどが属する特定小型原動機付自転車(特定小型原付)に関する規定が施行された。変更内容は、運転免許なしで利用可能になったことなどが挙げられるが、警察庁の発表では、新制度開始1カ月で電動キックボードの交通違反は全国で400件以上にのぼったという。違反や事故が相次ぐ中、必要性に疑問の声があるのも確かだ。だが、筆者は違う視点から、このカテゴリーは必要だと唱える。
記事 自動車・モビリティ ドコモ「EVバイクシェア」の勝算は? 電動キックボードLuupキラーとなれるか、新車両投入の思惑 ドコモ「EVバイクシェア」の勝算は? 電動キックボードLuupキラーとなれるか、新車両投入の思惑 2023/07/13 全国各地で自転車シェアリングを展開しているNTTドコモグループのドコモ・バイクシェアが、5月29日、新たに電動3輪モビリティのシェアリングサービス「東京EVバイクシェア」を始めた。直近では、一定の基準を満たした電動キックボードなどが7月1日の改正道路交通法の施行によって16歳以上であれば運転免許がなくても乗れるようになり、利用のハードルが下がる中、運転免許が必要な“EVバイク”には勝算があるのだろうか。見え隠れする新車両投入の思惑とは。
記事 自動車・モビリティ 東京で「S.RIDE」タクシー急増中のワケ、社長が語ったソニーGのAI技術と緻密な“群戦略” 東京で「S.RIDE」タクシー急増中のワケ、社長が語ったソニーGのAI技術と緻密な“群戦略” 2023/05/15 東京を中心に生活に根付きつつあるタクシー配車アプリ。スマートフォンのアプリでタクシーを配車したり決済したりする仕組みを持ち、Uber TaxiやGO、DiDiなど競争が激化している。そんな中、東京都内で利用者を伸ばしているのが、ソニーグループの技術をフル活用した「S.RIDE」だ。そもそもなぜ、ソニーグループがタクシー業界に参入したのか。成長の理由と今後の戦略からソニー・ホンダモビリティとの関係まで、同社代表取締役社長の西浦賢治氏を直撃した。
記事 スマートシティ・MaaS サウジアラビアで進む巨大スマートシティ「NEOM」とは?現地CEOらが語る規格外の計画 サウジアラビアで進む巨大スマートシティ「NEOM」とは?現地CEOらが語る規格外の計画 2021/08/03 紅海沿岸で、ベルギー国土に匹敵する規模のスマートシティプロジェクトが進行しているのをご存じだろうか。「NEOM」(ネオム)と呼ばれるものがそれで、サウジアラビアが「サウジビジョン2030」で掲げる目玉の未来プロジェクトだ。サウジアラビアとのWeb中継で、キーパーソンらによってこの巨大プロジェクトの概要と戦略が伝えられた。
記事 スマートシティ・MaaS なぜ、スマートシティのマネタイズは難しいのか? ビル・ゲイツの砂漠購入が賢いワケ なぜ、スマートシティのマネタイズは難しいのか? ビル・ゲイツの砂漠購入が賢いワケ 2021/06/08 世界各地で開発が進むスマートシティには、多くの課題があります。その1つが「マネタイズ」です。スマートシティを作るには巨額な費用が必要となる一方で、それをどう回収し、その後もビジネスとしてどう成立させるかは、スマートシティ事業に取り組む企業にとって大きな課題です。今回は、スマートシティにおけるマネタイズについて、「IoT機器メーカー」「不動産」「価値教育」「顧客心理」「期間」の5つの視点から考えます。
記事 スマートシティ・MaaS スマートシティ「圧倒的」王者。コペンハーゲン、NYが他の都市と一線を画す理由 スマートシティ「圧倒的」王者。コペンハーゲン、NYが他の都市と一線を画す理由 2021/05/12 日本でも各地で開発が進むスマートシティ。代表的な例として、今年2月に着工したトヨタの「ウーブンシティ」を思い浮かべる人も多いでしょう。「スマートシティ」と一括りにいってもその規模や取り組みはさまざまです。今回は、世界の中でも最先端をいくスマートシティ、ニューヨークとコペンハーゲンの取り組みの一部を紹介します。
記事 スマートシティ・MaaS スマートシティとは何か? トヨタも驚く「ディズニー55年前の計画」に見る本質 スマートシティとは何か? トヨタも驚く「ディズニー55年前の計画」に見る本質 2021/04/01 さまざまなシーンで聞くようになった「スマートシティ」。「都市のDX」や「スマートシティの実現に向けて」などをテーマにした議論もよく展開されるようになりました。ですが、そもそもスマートシティとは一体どのような姿なのでしょうか? そう疑問を感じた、スマートシティ事業に携わる筆者が突き詰めたスマートシティの“姿”を解説したいと思います。
記事 スマートシティ・MaaS MaaS(マース)とは? 移動の何が変わるのか、目的やメリットをわかりやすく解説 MaaS(マース)とは? 移動の何が変わるのか、目的やメリットをわかりやすく解説 2020/03/12 日本でも数年前からビジネスシーンを中心に話題になっているMaaS(マース:Mobility as a service)。しかし、ちょっと曖昧な語源のためもあり、誤解している人も多いようだ。さまざまな業界の当たり前を変える可能性を持つ、MaaSの真の意味をもう一度確かめておきたい。世界に先駆けてMaaSという概念を提唱したフィンランドを訪れ、『MaaS入門 まちづくりのためのスマートモビリティ戦略』をまとめた筆者の経験から、MaaSはいったいどういう概念で、交通をどう変えるのか、どんな効果が得られるのかを解説する。
記事 スマートシティ・MaaS 連載:MaaS時代の明日の都市 連載:MaaS時代の明日の都市 2020/01/01 2 テクノロジーを活用して「移動」をシームレスにつなぐ概念、MaaS(マース)。これまでの移動体験の概念が変わりつつある現在、モビリティジャーナリストの筆者が、都市の今と未来を考える。