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  • 2016/09/29 掲載

米NSAや国防総省も脆弱性対策に採用、「予測型データセキュリティ」はなぜ重要なのか

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米国家安全保障局(NSA:National Security Agency)や米国防総省(DoD:United States Department of Defense)といった米国の機密機関は毎日のように世界中からサイバー攻撃を受けている。こうした組織が採用する脆弱性スキャニングツールを開発、提供するTenable Network Security(以下、テナブル)が強調するのが、「予測型データセキュリティ」の重要性だ。

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テナブル ネットワーク セキュリティ ジャパン
APACマーケティングディレクター
ロバート・ヒーリー氏

米NSA、国防総省も採用する脆弱性対策のスタンダード

 一般には知られていないが、じつは重要な場所で、非常に重要な役割を果たしている知る人ぞ知る企業や製品がある。テナブル、そして同社のセキュリティスキャニングツール「Nessus」(ネサス)もこうした存在のひとつだ。

 Nessusを導入しているのは、米NSAや米国防総省など、世界のサイバーセキュリティの最前線、あるいはサイバー空間における「戦場」といってもいい。日本法人であるテナブル ネットワーク セキュリティ ジャパンのロバート・ヒーリー氏は、「これらの米国の組織は、毎日世界中から攻撃を受けていますが、まだハッキングされていません」と強調する。

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テナブルの製品は米国家安全保障局や米国防総省をはじめ2000万ユーザーが使っており、世界中からの苛烈なサイバー攻撃の防御に貢献している

「Nessusは、コンピュータシステムの脆弱性をスキャンするツールです。サイバーセキュリティにおけるグローバルスタンダードツールで、世界中で2000万ユーザーが使っています」(ヒーリー氏)

 テナブルはこのNessusを中心にいくつかの製品を開発・提供しているが、その考え方やコンセプトは世界的に注目を集めている。8月30日に開催されたセキュリティマネジメントセミナーに登壇したヒーリー氏がセッションを通じて説いたのが、「予測型データセキュリティ」の重要性だ。

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