いつまで5年に一度のシステムリプレースに大騒ぎするのか? IBMが提案する“魔法の箱”とは?
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ビジネスの脅威は業界の外からやってくる
──企業の方々と対話される機会が多いと思いますが、昨今のビジネス変化をどのようにとらえていらっしゃいますか。
久野氏:企業の経営層の方々のお話を伺うと、昨今は業界の外からやってくる“ニューカマー”が大きな脅威だとおっしゃいますね。車を1台も持っていない配車サービス事業者、客室を1室も持っていない宿泊サービス事業者、自社開発コンテンツを持っていないWebメディア事業者、こうした企業が彗星のように現れて、あっという間に時価総額で自社を追い越していく…。その攻勢をどう防ぐか考えると同時に、自社も”ニューカマー”のように攻めていかればならない、と考えておられるようです。
いざ、「攻めるぞ!」となったら、そのときこそITの出番です。しかしそこで、モバイルや、クラウドなどの最新技術を実装しようとしても、今持っている情報システムとはまったく乖離していて、モノも、人も、一から調達しなければならなかったり、標的型攻撃などを始めとする新手のハッキングといった、日々複雑さを増すセキュリティの脅威にさらされては、その防御に四苦八苦されているなどのお悩みをお持ちのお客様が多くいらっしゃいます。
情報システムには、いつの時代も変わらない"不易"の部分と、時代の潮流につれて変化なければならない"流行"の部分があり、その双方において、多くの企業が課題を抱えているといえます。
──"不易"の部分にも課題はあるのでしょうか。
久野氏:あります。会計システム、人事・給与システム、販売管理システムなどといった基幹システムにも、法改正などに合わせて変更しなければならない部分がありますが、基本のアプリケーションロジックはそう大きく変わるものではありません。
しかし、x86系サーバを利用されていますと、ハードウェアの保守契約が概ね5年程度のサイクルで終了になりますから、その度にシステムを再構築し続けていかねばなりません。ハードウェアが変わると、それに対応するOSやミドルウェアのバージョンも影響を受け、それぞれにアップグレードが必要となります。そして結局、アプリケーションパッケージにもバージョンアップが必要で、そこにカスタマイズをほどこしていたりすると、システム開発費用までが都度発生するという、終わりないサイクルに巻き込まれ続けることになります。つまり、ビジネス上の利点は何もないのに、ハードウェアの保守契約が終了するというだけで、定期的な多額の出費を余儀なくされてしまいます。
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