PwC 第19回世界CEO意識調査から読み解く、企業が推進すべき3つのキーワード
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成長機会もあるが、脅威も増え続ける不確実性の時代
PwCは、毎年1月にスイスで行われるダボス会議(世界経済フォーラム)を協賛している。そのダボス会議に合わせて発表されたPwC 第19回世界CEO意識調査の結果を、「PwC グローバル メガトレンド フォーラム 2016」に登壇したPwC Japan 日本代表 鈴木 洋之氏が紹介した。調査に参加した世界のCEOは、日本人126名を含む1409名で、広範囲の地域、産業がカバーされている。全体の39%のCEOは、成長機会のあるマーケットとして米国を最も重視している。昨年トップだった中国は、その座を明け渡した。その中で日本のCEOは、米国を成長市場として最重視していることは変わらないが、中国に次いで東南アジア市場が重要と考えている。
不確実性の時代、世界のCEOにとって成長機会が増える一方で、脅威も同時に増加している。それを示したのが下図で、34%のCEOはこの3年で脅威と成長機会の両方が増えたと回答した。
世界のCEOにとっての脅威とは
世界経済の成長見通しについても、CEOは1年前ほど楽観視していない。今回の調査では世界経済が改善すると回答したCEOの割合は全体の37%で、昨年の44%から減少した。さらに重要な点は、CEOの17%が世界経済の成長が鈍化するとみていることで、この割合は昨年の7%から2倍以上に増加している。このように増加し続ける不確実性の中で、世界のCEOは何に脅威を感じているのか。鈴木氏は、世界と日本のCEOを比較する形で説明した。
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