ジェイティービーとミサワホームは、いかにして社員の生産性を向上させたのか?
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生産性向上という課題に取り組む、ジェイティービーとミサワホーム
過去10年間、日本企業の国内への投資額が横ばいで推移する一方で、北米・欧州やアジア・南米への投資は急激に増加している。「今後は、特に新興国市場のアジア・南米市場が拡大していくため、日本企業の投資もそちらに向かっていくでしょう。そこでいかに投資を効率良くリターンに結びつけていくか、という点が大きな課題です」と語るのは、プライスウォーターハウスクーパース 常務取締役 パートナー コンサルティング代表 鹿島 章氏だ。
こうしたなか、日本がグローバルでの競争を勝ちぬくための課題が生産性の向上だ。OECDの調査では、労働時間当たりのGDPはルクセンブルグが最も高く、米国が3位、ドイツが6位という結果になった。残念ながら日本は20番目と低迷し、OECD加盟国やG7の平均値よりも下回っているのだ。
なぜ日本人、あるいは日本企業の生産性が低いのか。鹿島氏はその一因を「日本はスタンダイゼーション(標準化)がかなり遅れている。結果として、企業グループ内で同じ言葉やデータが通じない、あるいは同じ仕事のやりかたで物事を進められないという阻害要因が重なっている」と指摘する。
「欧米系の企業は、ここ10年間でERPなどの標準化を進めた結果、生産性を向上させてきました。一方日本企業は、業務プロセス、コミュニケーションツール、セキュリティ、インフラ基盤など、グローバルで共通のツールやソリューションを導入しているケースはまだ少ないといえます」
ITの標準化が日本の生産性向上につながると強調する鹿島氏。同氏は、日本企業がグローバルで戦うためには「海外の従業員を含めて情報やアイデアをリアルタイムで交換できる体制作りが重要」と力説した。
こうしたなか、生産性向上を実現させるための取り組み推進するのは、ジェイティービーとミサワホームの2社である。両社は、いかにして社員の生産性を向上させたのだろうか?
【ジェイティービー事例】国内初、Google Apps を数万人規模で導入
【ミサワホーム事例】スキマ時間の利用、グローバル化への対応に貢献
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