企業のデータベースやSAP ERPはなぜ十分なバックアップがなされていないのか
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肝心要のDB・ERPが保護されていないかもしれない!? という現実
ところが、こうした現場のアプリケーション担当者は、汎用ストレージ側が持つ標準バックアップ機能に頼る傾向が多い。同社の西頼大樹氏は「これまでは、標準ストレージが持つスナップショットやクローン技術などによって、データを同じディスク内にコピーし、何かあれば戻すという手法が主流でした。こちらは同一ディスクにデータを保持するため、その分の空き容量が必要になります。また万一、そのシステム障害が起きてしまうと、データが消えてしまうというリスクもありました」と標準バックアップ機能の問題点を指摘する。
飯野氏も「標準バックアップでは、データの保全が確実とは言えませんでした。DBではデータコラプションを起こすことがあり、それに気づかずに壊れたままでスナップショットを自身のストレージで保存し続けてしまうこともあります。確実に保存している正確な外部データがあることが必要です」と注意を促す。そこで、いま求められているのが、DBやERPなど基幹システムへの影響を最小限に抑えながら、専任でないアプリケーション担当者でも確実なバックアップを容易に実現できるソリューションなのだ。
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