天災はいつも突然に、自動で遠隔地保管までできるバックアップの選び方
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“突然の破壊者”の前に、中堅中小企業の備えはまだ不十分
このように、天災というのは何の脈絡もなく発生する。企業であれば、備えていなければたちまち事業継続が不可能になり、機会損失、信用低下に直面する。ITと経営が密接に結びついた今日、ITにこそ備えが必要だ。その中でも最も重要なのがデータである。ハードウェアやOS、アプリケーションまでは新たに調達することもできるが、自社で蓄積したデータだけは自助努力で守らなければ誰にも救ってもらうことができない。
しかし、三和コムテックの福井理雄氏は、IT専任者の少ない中堅中小企業ではまだまだ十分な対策が取れていないと次のように指摘する。
「基幹システムを対象としたデータバックアップを実施している場合であっても、テープを媒体としたバックアップが中心で、それを同じオフィス建屋に保存されているケースが多いです。そのテープを支社や専門事業者の遠隔地に搬送して保管されている場合は一部に限られている状態です」(福井氏)
事業継続を真剣に考えた場合、データの遠隔地保管は必須である。しかし、テープバックアップはテープ交換などの運用に手間がかかり、遠隔地へ搬送するコストもばかにならない。そのため、交換タイミングを週1回、月1回の頻度に陥りがちだ。
しかし、それでは、テープ交換の直前に大きな災害が発生したりすると、データがほぼ1週間分、あるいは1ヶ月分以上失われることになる。それで何ごともなくビジネスを再開できるだろうか。いやその前に、テープからうまくデータを戻せるのだろうか。テープからデータをリストアする(元に戻す)のは、かなりスキルの要る技術である。
・自動で遠隔地保管までできるバックアップ方法
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