グローバル時代の固定資産管理をどうする?導入実績3,600社を超えるベンダが語る「傾向と対策」
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社内外の環境変化に迅速対応ができるキメ細やかな固定資産管理が求められる時代に

システム営業本部 部長
IFRS推進室 室長
巽 俊介氏
グローバル企業では、定番と言われる欧米製のERPを導入するケースが極めて多い。このようなERPでは、一部に固定資産管理の機能も付属しているが、それは全体最適化の名の下で、凡庸な機能であることが懸念される。「こと固定資産については各国の税制対応を始めとしてローカル色が強く、全体最適が難しい部分のため、結局のところ従来のERPの固定資産管理機能を個別にカスタマイズして使うか、あるいはその機能を使わずにExcelなどで対応するケースもかなり見受けられます」(巽氏)
これら欧米製ERPにおいても各国のローカル対応を迫られているとはいえ、プライオリティ的に日本を始めとしたアジアなどの国々の税制への対応は遅いのが実態である。巽氏は「とりわけ2005年の減損会計基準の適用以降、国内では固定資産に関する制度改正が続いており、今後はここ数年話題になっているIFRS(国際財務報告基準)への対応が迫まれています。仮にシステムを自社開発している企業であれば、変更があるたびに改修しなければなりません。それが毎年累積しており、IFRS対応などではもう限界にきている状況なのです」と説明する。
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