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  • 2013/06/05 掲載

サイバー攻撃には盗まれたパスワードが利用、社員のパスワード使い回しリスクを下げる

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いま、大手Webサービスを中心にサイバー攻撃が相次いでいる。主に個人向けのサービスで多く報道されているが、実はこの状況は企業向けITとも深い関係のある問題をはらんでいる。中でも特に問題視されているのが「リスト型アカウントハッキング」だ。これは、一度流出したIDとパスワードを組み合わせて、他のサービスでログインを試みる攻撃のこと。サイバー攻撃の実に32%で、盗まれたパスワードが悪用されているという調査結果もあるほどだ。社員によるパスワードの使い回しを防ぎ、安全性と利便性を両立するにはどうしたらいいのだろうか。

サイバー攻撃の32%で盗まれたパスワードが使われているという現実

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サイバー攻撃のうち32%には、盗まれたパスワードが利用されている
 高速なモバイルネットワークの普及、スマートデバイスの爆発的な広がり、クラウドの活用等により、現在のビジネスパーソンは、いつでも、どこからでも、必要なときに、さまざまなデバイスを使って社内システムにアクセスできるようになった。

 しかし、こうした利便性を享受するためには、確実に担保すべきことがある。アクセスしてきたのが本当に正しいユーザーなのかどうか、つまり「認証」だ。万が一、認証に使用するユーザーIDとパスワードが漏れていれば、企業の信頼は失墜し、そのダメージは計り知れない。

 あるレポートによると、流出したデータの82%はパスワード関連のデータであり、サイバー攻撃全体の32%で盗まれたパスワードが使われていると報告されている。それだけパスワードの盗難が横行し、かつ盗まれたパスワードが現実のサイバー攻撃に悪用されているのだ。

 中でも固定パスワードは問題が多い。そこで、文字数を多くしたり、文字の組み合わせを複雑にしたりするケースも見られるが、昨今のサイバー攻撃に利用されるフィッシングメールやトロイの木馬に対しては無力だ。いずれも、ユーザー自身が入力した複雑なパスワードそのものが入手できるからだ。

 さらに問題なのは、パスワードの使い回しだ。特に、社員が私的に利用しているサービスと同じパスワードを企業で使用しているケースは非常に危ない。企業側の管理の及ばないところで漏えいしたパスワードが、そのまま企業への不正アクセスに利用されてしまうからだ。

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