製造業を支える新戦略、クラウド・モバイル・SNSを成長ドライバーに取り込むには
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「クラウド」「モビリティ」、「ソーシャル」を成長ドライバーに
そうなると、これまでのように開発に時間をかける手法では通用しない。情報システム基盤そのものを機動的に変化させていく必要がある時代が到来したのである。
こうした中、Inforでは、汎用パッケージの提供ではなく、最初から業界に特化した形の統合型アプリケーションスイートを提供する方向に大きく舵を切り始めた。たとえば自動車、重機、航空防衛、化学、流通、飲食、アパレル、医療、産業機械類、公共部門といった業界・業種ごとに、必要なサービスを適宜ピックアップし、各業界・業種に最適化された形で展開する。
その1つの解となるものが、昨年秋に発表した「Infor10」だ。同社は「Infor10 ERP Enterprise」(旧LN、以前はBaan)、「Infor10 ERP iEnterprise」(旧LX、以前はBPCS)、「Infor10 ERP Business」(旧SyteLine)、「Lawson M3 ERP Enterprise」(旧Movex)などのERPパッケージや、サプライチェーン管理(SCM)、業績管理(CPM)、製品ライフサイクル管理(PLM)、顧客情報管理(CRM)、設備資産管理(EAM)など幅広いソリューションを取り揃えた。
さらに今回、強力に推し進めたのが「クラウド」と「モビリティ」、「ソーシャル」対応だ。これらのキーワードは決して目新しいものではないが、今回、実務に根付いた強力な支援機能として提供されるのが特徴だ。
「たとえばブラジルは世界で最も税制が複雑な国だ。ここで新工場をゼロから立ち上げようとすると大変な手間になる。そこで、その税法を理解するエンジンをクラウドサービスで提供する。」(ジェームス氏)
さらに外出先のユーザーが利用する各種デバイスに対応するのはもちろん、エンタープライズSNSといった情報共有基盤も用意した。
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