北海道発のSIerがパートナー国内No.1に。クラウド型セキュリティに求められる要件とは
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ネットワークセキュリティは会社の主治医となるSIerが鍵を握る
だがユーザーサイド 代表取締役社長の那須伸二氏は、「マネージドセキュリティサービスを導入すれば、それで安心というわけではありません。楽観はできません。」と警告する。
「高度な専門知識を持つセキュリティエンジニアは人数も少なく給与も高い。かといって、社内で育成するのは難しい。そのため、マネージドセキュリティサービスを導入しようとすれば専門のセキュリティベンダに頼るしかなく、果たして効果が上がっているのか自社では判断できないまま、出費だけがかさんでいくことにもなりかねません。」
さらに注意すべきは、セキュリティベンダが面倒を見てくれるのはセキュリティのことだけ、という点だと那須氏は指摘する。
「ユーザーの側も、それで当たり前だと思っています。しかし、いざ実際に自社のネットワークでインシデントが発生した場合、迅速に発生箇所や原因を究明し対応策を実施するには、システム全体を細部まで熟知していなければなりません。しかしセキュリティ専業のベンダは、“契約外”の部分には関与しない決まりです。だから結局、対応はユーザーが自分で行わなくてはならなくなるのです。」
だが、クラウド上にあるシステムの構成やネットワーク連携までをすべて知った上でインシデント対応を行えるユーザーは、まずいないと考えるべきだろう。
「だからこそクラウド時代には、システムはもちろんそのユーザー独自の機能や業界の商習慣まですべてを日頃から把握している、その会社の主治医のような総合SIerが必要なのです。私たちはこれまで北海道エリアを中心に、大企業から中堅中小企業まで、多くのユーザーにそうしたサービスを提供してきました。これがセキュリティ専業ベンダにはない、当社の最大の強みであり、お客様にとってのメリットなのです。」
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