スモールスタートも可能！ ゲートウェイを使わないノーツのスマートフォン対応
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ノーツの資産を持っている企業は、まだ多い。特に問題がない限りノーツを使い続けるというのもひとつの方法だが、それでは対応が難しい局面もある。そうした課題のひとつが、近年急速に普及しているスマートフォンの活用だ。今回は京セラコミュニケーションシステム株式会社（以下、KCCS）を訪ね、スマートフォン活用という観点からノーツを利用する際の新しい視点について、話をうかがった。
ノーツのスマートフォン対応は高まるニーズのひとつ
ノーツはグループウェアの基礎をつくったとも言われており、多くの企業で活用されている。昨今はクラウドサービスへの移行やクラウドとの共存を目指す企業が多いが、そのようなお客様のニーズに応えアセスメントを行うと、ノーツの継続活用を選択されるケースも現実的には多いとKCCS 西日本ソリューションビジネス事業部 西日本ソリューション2課 課長 竹内 新氏は言う。
KCCS
西日本ソリューションビジネス事業部
西日本ソリューション2課 課長
竹内 新氏
「各企業で独自につくりこんだアプリケーションが移行のネックになることが多いです。これらのアプリケーションは業務と密接に関連しているため、再構築には多くの時間とコストがかかります。ノーツで業務をこなすことに現場が不満を感じていない場合には、そこまでの時間とコストをかけるくらいならノーツを維持しよう、という結論に落ち着くこともあります」
またノーツのエンドユーザコンピューティング文化を引き継げる製品がないというのもノーツを選択する理由だ。現場でアプリケーションをつくり、深くノーツを使いこんできた企業ほど、ノーツを継続利用する傾向にある。これらのユーザーで、最近要望が多いのが、スマートフォンへの対応だと竹内氏は言う。
「最近、業務にスマートフォンを活用したいという声を多くの企業から伺います。こうした要望はノーツを利用している企業でも同じです。しかしノーツの業務アプリケーションをスマートフォンに対応させるのは簡単ではありません」
確かにノーツには、スマートフォンからメールを送受信するための標準機能が提供されているが、利用できるのはメールのみ。メール通知（文書リンク）から独自で構築したワークフローなどのノーツアプリケーションはそのままでは利用できないのだ。
西日本ソリューションビジネス事業部
西日本ソリューション2課 課長
竹内 新氏
またノーツのエンドユーザコンピューティング文化を引き継げる製品がないというのもノーツを選択する理由だ。現場でアプリケーションをつくり、深くノーツを使いこんできた企業ほど、ノーツを継続利用する傾向にある。これらのユーザーで、最近要望が多いのが、スマートフォンへの対応だと竹内氏は言う。
「最近、業務にスマートフォンを活用したいという声を多くの企業から伺います。こうした要望はノーツを利用している企業でも同じです。しかしノーツの業務アプリケーションをスマートフォンに対応させるのは簡単ではありません」
確かにノーツには、スマートフォンからメールを送受信するための標準機能が提供されているが、利用できるのはメールのみ。メール通知（文書リンク）から独自で構築したワークフローなどのノーツアプリケーションはそのままでは利用できないのだ。
スマートフォンに特化した開発フレームワーク（jQuery Mobile）の活用を提案
独自開発したアプリケーションをスマートフォンで利用するために、これまで広く使われてきたのが、モバイル向けのゲートウェイだ。ノーツのWebアクセス用画面をモバイル端末向けに変換するもので、携帯電話からのアクセスに使われてきた実績がある。しかし、従来の携帯電話に向けて開発されたものがほとんどで、スマートフォンならではのリッチなインターフェイスや機能性、操作性を利用できないこともある。また、ゲートウェイ製品は高価なので、一部のアプリケーションをモバイル対応するだけのために導入するのは敷居が高い。今すぐビジネス＋IT会員にご登録ください。
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