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ビジネスを取り巻く環境が日々目まぐるしく変化し、企業における働き方も急速に変化を続ける現在、各企業におけるセキュリティガバナンスの維持・向上の取り組みは急務だ。しかし、セキュリティ人材が不足していることもあり、人材確保は簡単なことではない。そんな中で、自社でのセキュリティ人材育成に力を入れているのが、パーソルホールディングスだ。同社の育成ビジョンや具体的な方法までを解説する。
「情報セキュリティガバナンス」とは何か
情報セキュリティガバナンスは、一般的には、コーポレート・ガバナンスとそれを支える内部統制の仕組みを情報セキュリティの観点から企業内に構築、運用することだ。
産業構造審議会の情報セキュリティ基本問題委員会の中間取りまとめでは、情報セキュリティガバナンスとは情報資産に係るリスク管理を狙いとして、情報セキュリティに関わる意識、取り組みおよびそれらに基づく業務活動を組織内に徹底させるための仕組みを構築・運用することとされている。
「情報セキュリティガバナンスとは、組織内にセキュリティの意識や取り組みを徹底させていくことです。これらを進めるにあたり、セキュリティに関するルールの決定、周知、徹底は、セキュリティ部門だけでやれば良いというものでなく、組織全体で取り組むことが大切です」
セキュリティガバナンスについてこう指摘するのは、パーソルホールディングス グループIT本部 情報セキュリティ部 部長の持田広志氏だ。
同社は、「はたらいて、笑おう。」をグループビジョンに掲げ、国内外136社(2023年10月1日時点)が人材派遣、人材紹介、アウトソーシング、再就職支援など総合人材サービスを展開する。テクノロジードリブンの人材サービス企業への進化を目指し自社の保有する人材データを活かしたITソリューションにも力を入れている。
そんな巨大グループにおいては、どのようなセキュリティガバナンスの体制が敷かれているのだろうか。持田氏が具体的に解説する。
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・パーソルグループのガバナンス体制とは
・「セキュリティ統括機能」はなぜ重要?
・パーソルの先を見据えた「育成論」
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