BlackBerry Japan株式会社 提供コンテンツ

  • スペシャル
  • 会員限定
  • 2023/03/06 掲載

日本“1人負け状態”の「ランサムウェア対策」、侵入される5つの理由と解決策とは?

  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
  • icon-close-snsbtns
会員になると、いいね!でマイページに保存できます。
近年、業務基盤のクラウドシフトや、働き方の変化により、情報資産へのアクセス方法が急速に多様化・複雑化している。それに伴い、日本のランサムウェア被害は増えている。多くの企業がウイルス対策を見直す中、データやシステムへのアクセスのたびに常に確認を行う「ゼロトラストセキュリティ」が注目を浴びている。本稿では、侵入される5つの理由と解決策について紹介する。
photo
ランサムウェア侵入される5つの理由と解決策とは?
(Photo/Shutterstock.com)

世界では減少し、日本では増加しているランサムウェア被害

 2022年の実績を世界規模で見るとランサムウェア被害は減少傾向にある。一方、日本のランサムウェア被害やEmotetによる感染は増加している。いわば、「一人負け」状態だ。

 警察庁「令和4年上半期におけるサイバー空間をめぐる脅威情勢等について」によると、ランサムウェア被害は前年同期比86%で急成長をしている。たとえば、2022年3月にサプライチェーンに連なる小島プレス工業、10月に沖縄市立図書館、11月に大阪の総合病院が被害にあっている。

 世界と日本で、このような違いが生じる理由としては、セキュリティ人材の不足状況と、教育の問題があるようだ。令和2年「情報通信白書」において、日本企業の88%が人材不足と回答している。一方、米国ではたった18%だ。また、米国では「ドリル」と称してメールセキュリティの実務的な訓練を能動的に繰り返し行っているが、日本では注意喚起をする程度だ。

 実際、「IPAセキュリティ10大脅威2022」(組織版)の1位として挙げられているのは「ランサムウェアによる被害」で、脅威の大きさが目立つ。

 また4位に「テレワーク等のニューノーマルな働き方を狙った攻撃」が挙げられていることにも注目したい。警察庁の資料によると「ランサムウェアの侵入/感染経路」の1位は「VPN機器からの侵入」で、68%を占めている。次いで「リモートデスクトップ」が15%だ。リモートワークにおけるシステムが悪用されていることがわかる。

 「ランサムウェア」「リモートワーク」という2つのトピックで日本のセキュリティが世界標準に追いつくには何が必要なのだろうか? 「具体的な攻撃者の手法」「侵入される5つの理由」などから紐解いていこう。

この記事の続き >>
・VPNやリモート環境などの脆弱性をつき侵入する攻撃者
・リモートワークでも利便性を保ったままセキュアな環境を構築するには?
・運用工数は「1コンソールでの統合管理」「AIによる自動化防御」で減らせる

この続きは会員限定(完全無料)です

ここから先は「ビジネス+IT」会員に登録された方のみ、ご覧いただけます。

今すぐビジネス+IT会員にご登録ください。

すべて無料!今日から使える、仕事に役立つ情報満載!

  • ここでしか見られない

    2万本超のオリジナル記事・動画・資料が見放題!

  • 完全無料

    登録料・月額料なし、完全無料で使い放題!

  • トレンドを聞いて学ぶ

    年間1000本超の厳選セミナーに参加し放題!

  • 興味関心のみ厳選

    トピック(タグ)をフォローして自動収集!

関連タグ タグをフォローすると最新情報が表示されます


処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

必要な会員情報が不足しています。

必要な会員情報をすべてご登録いただくまでは、以下のサービスがご利用いただけません。

  • 記事閲覧数の制限なし

  • [お気に入り]ボタンでの記事取り置き

  • タグフォロー

  • おすすめコンテンツの表示

詳細情報を入力して
会員限定機能を使いこなしましょう!

詳細はこちら 詳細情報の入力へ進む

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます