- 2022/08/25 掲載
野村不動産ソリューションズとGOGEN、不動産売買手続のデジタル融合を目指し業務提携
野村不動産ソリューションズとGOGENは本業務提携により、不動産流通取引におけるDX推進に係る共同研究やサービス開発を含む連携・協働を推進いたします。具体的な例として、今後、契約手続から引渡し後に渡る一連の取引フローにおける顧客接点へのデジタル活用等に取り組んでまいります。
■プロジェクトの目的
不動産売買手続においては、多くの書類を伴う複雑な作業や、決済・引渡までの種々のタスクがお客さまの大きな負荷となっています。しかし、本年5月18日の改正宅建業法施行により、不動産売買取引時にほぼすべての交付書面・契約締結を電磁的方法で完結させることが可能になり、デジタル活用による手続効率化・お客さまの負荷低減の可能性が大きく広がりました。こうした状況において、従来の売買手続を見直し、デジタル技術との融合による新たな不動産売買体験を創出することで、中古流通の業務や提供価値に革新をもたらすことが本プロジェクトの目的です。
■プロジェクトの背景
野村不動産ソリューションズはこれまで、運営する不動産情報サイト「ノムコム(nomu.com)」における、AI によるチャット型Q&Aサービスや3Dウォークスルー動画の導入などをはじめ、お客様向け住宅ローン手続専用アプリ「野村の仲介+いえーるダンドリ」の開発など、デジタル活用によるお客様サービスの向上に積極的に取り組んでまいりました。
GOGEN はレリーズを中心とした仲介領域を含む、あらゆる不動産事業者の電子契約対応のサポートをはじめ、「オンライン本人確認/eKYC」を活用した不動産取引における本人認証の強化や、住宅設備保証等の不動産売買時の各種手続のワンストップ化など、契約手続を起点としたデジタル活用による不動産実務と顧客体験の変革に取り組んでまいりました。
こうした背景に鑑みて、両社の強みやノウハウを活用し顧客接点の再創造に取り組むことは、両社サービスの提供価値向上、並びにお客様の利便性向上に大いに寄与すると考え、今般の業務提携に至りました。
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