- 2021/02/22 掲載
「鬼滅」効果で初の前年比プラス、書店の年間売り上げ=日販調査
日販が22日に公表した店頭売り上げ調査(約1700店舗対象)によると、昨年の実績は前年比で4.3%増加した。コミックが同31.5%と大きく販売を伸ばした。
新型コロナウイルス禍による巣ごもり需要で、ビジネス書や学習参考書なども好調だった。これらを含む書籍は同1%減。雑誌は同8.7%減。
全体の売り上げは、休業が影響した4月を除きすべての月でプラスを確保した。店舗を立地別でみると、「駅中・駅前」が同6.7%減と落ち込んだものの、商業施設内や沿道型の店舗は前年超えとなった。新型コロナの感染拡大で人の流れに変化が起きた影響があると推測されるという。
(内田慎一)
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