• 2021/02/12 掲載

ロンドン、株取引で欧州最大拠点から陥落 アムステルダムに明け渡す

ロイター

photo
会員(無料)になると、いいね!でマイページに保存できます。
[ロンドン 11日 ロイター] - 英国が1月1日に欧州連合(EU)を完全に離脱して以来、ロンドンは欧州最大の株式取引拠点としての地位をアムステルダムに明け渡したことが11日公表されたデータで分かった。

両都市で取引所を運営するCBOEによると、1月の1日当たり株式売買高はアムステルダムが92億ユーロ(111億5000万ドル)だったのに対して、ロンドンは86億ユーロ。2020年全体では、ロンドンが最大の175億ユーロ、2位がフランクフルトの59億ユーロで、アムステルダムは6位の26億ユーロにとどまっていた。

欧州証券市場監督局(ESMA)は同日、ロンドンからEU域内への株式取引の移動は恒久的だとの見方を示した。実際、EUがブレグジット(英のEU離脱)後のユーロ建て株式の域内での取引を義務付ける姿勢を撤回する気配がない。

ただ19年6月にロンドンでいったん打ち切られたスイス株取引が今月復活したため、ロンドンとアムステルダムの売買高の差は今後縮まるかもしれない。

11日には、今月になって多くのユーロ建て金利スワップ取引がロンドンからEUとニューヨークに移ったことを示すデータも公表された。

IHSマークイットによると、1月のユーロ建て金利スワップ市場におけるアムステルダムとパリの取引プラットフォームのシェアは25%と、昨年7月の10%から上昇。その半面、ロンドンのシェアは同期間に40%弱から10%強に下がり、米国のシェアが倍増して20%に高まったという。

評価する

いいね!でぜひ著者を応援してください

  • 0

会員(無料)になると、いいね!でマイページに保存できます。

共有する

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

関連タグ タグをフォローすると最新情報が表示されます
あなたの投稿

    PR

    PR

    PR

処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

基本情報公開時のサンプル画像
報告が完了しました

」さんのブロックを解除しますか?

ブロックを解除するとお互いにフォローすることができるようになります。

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます

基本情報公開時のサンプル画像