- 2024/09/30 掲載
中国株式市場の活性化、国内の景気回復に寄与=中国証券報
中国当局が一連の景気刺激策を打ち出したことから、中国株式市場は先週、2008年以来最高のパフォーマンスを記録した1週間となった。
中国証券報は社説で、資本市場はマクロ経済の「バロメーター」であるだけでなく、投資家心理の「体温計」でもあると指摘。「市場を活性化させることは、信頼感を高め、経済への期待を高めるための重要な突破口だ」とした。
不動産危機や消費低迷、地政学的緊張の影響を背景とした景気低迷により、中国株はここ何年もの間世界市場をアンダーパフォームしてきた。
中国証券報は「投資家は国内外のリスクを警戒し、株式市場の低迷を招いた。消費者心理はマイナスのループに落ち込んだ」と指摘した。
今後さらに政策が発表されれば、信頼感はさらに強固なものとなり、家計のバランスシートは改善し、景気回復の一助になるとの見方を示した。
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