• 2024/07/30 掲載

ブラジル中銀、今週も利下げ見送りへ 不透明感根強い=財務省高官

ロイター

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Marcela Ayres Bernardo Caram

[リオデジャネイロ 29日 ロイター] - ブラジル財務省高官のギリェルメ・メロ氏は、同国中央銀行が6月に世界的な不透明感を理由に利下げサイクルを停止したことについて、不透明感は続いており、今週の中銀金融政策委員会(COPOM)でも利下げは見送られるとの見方を示した。

リオデジャネイロで開催された20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議で26日にロイターとのインタビューに応じた。

メロ氏は、現在の金利水準が経済にとって中立的と考えられる水準をはるかに上回っているとしながらも、中銀が7回連続の利下げ後に政策金利を据え置いた6月以降、状況は大きく改善していないと述べた。

中銀は6月、国内のインフレ期待が高まり、米国の利下げが遠のく中、昨年8月に開始した緩和サイクルを停止した。

COPOMは今月30─31日に会合を開く。

メロ氏は「COPOMは前回の会合で、こうした不透明感の高まりを踏まえ、利下げ停止を選んだ。不透明感の高まりを背景に、国内の期待も明らかにアンカーが外れており、為替レートなど一部の資産価格に悪影響を及ぼしている」と発言。

「こうした一連の不透明感はまだ残っている」とし、米国の利下げ開始時期を巡る疑念や日本の政策シフトの可能性に言及した。

ブラジルレアルは前回のCOPOM後、中銀がインフレ予測の前提とした1ドル=5.30レアルの水準から6%以上下落している。

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