• 2024/07/19 掲載

日銀の国債買い入れ減額、総じてプラスの影響=全銀協会長

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Miho Uranaka

[東京 18日 ロイター] - 全国銀行協会の福留朗裕会長(三井住友銀行頭取)は18日の定例会見で、日銀による国債買い入れ減額の影響について、銀行業績に対して「総じてプラスの影響が見込まれる」と述べた。足元で円高方向に進む為替動向については、円安からの「潮目が変わる可能性が出てきた」との見方を示した。

福留会長は、日銀が国債買い入れ減額方針を示したことで、金利上昇により銀行が保有する国債の評価損益が悪化する一方で、新規の長期固定化した資金の貸し出し金利や新規の債券投資利回りが改善すると説明した。「市場の資金量が減少していくため預金の重要性も増す」と指摘した。

日銀に代わる国債の買い入れ先としては、主に生保、銀行、海外投資家を挙げたが、業態間で投資スタンスは異なるとした。超長期年限に対しては生保が主体で、「貯蓄から投資へ」の流れの中で、個人による国債保有が進むことも期待されるとの見解を示した。

為替市場については、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長やトランプ前大統領の発言を受けここ数日で、「円安方向のトレンドから潮目が変わる可能性が出てきた」との見方を示した。そのうえで、「ここから急ピッチで円安が進んでいく雰囲気はなく、時間の経過とともに緩やかな円高に進んでいく」との見通しを示した。ただ、米国でインフレリスクが再び浮上してくると日米金利差の拡大が意識され、再び円安が発生するリスクはあるとも話した。

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