- 2024/05/20 掲載
3月第3次産業活動指数は100.2、前月比2.4%低下=経産省
[東京 20日 ロイター] - 経済産業省が20日に発表した3月の第3次産業活動指数(季節調整済み、総合)は100.2(2015年平均=100.0)で、前月比2.4%の低下となった。経産省は基調判断を「一進一退」に引き下げた。
11業種中、低下方向に影響したのは8業種。「運輸業、郵便業」は、卸売業及び小売業の取引減、鉄道旅客運送業がこれまでの上昇の反動から減少したことにより13.7%の低下となった。「卸売業」は海外との取引量が減少し4.3%の低下。その他、「情報通信業」は3.8%、「小売業」は3.3%、「金融業、保険業」は2.2%、「生活娯楽関連サービス」は1.3%、「物品賃貸業(自動車賃貸業を含む)」は0.7%、「医療,福祉」は0.1%、それぞれ低下した。
上昇方向に影響したのは3業種。「電気・ガス・熱供給・水道業」は暖房需要の増加などから6.4%の上昇となった。「事業者向け関連サービス」は技術サービス業や廃棄物処理業が好調で1.9%の上昇。「不動産業」は0.8%の上昇だった。
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