- 2024/03/21 掲載
短期金利、8年ぶりプラスに=日銀のマイナス金利解除受け
金融機関が手元資金を融通し合う短期金融市場で21日、短期金利の指標となる無担保コール翌日物レートの加重平均が0.074%(前営業日はマイナス0.001%)となった。プラスに転じたのは2016年3月以来8年ぶり。日銀が19日の金融政策決定会合で、マイナス金利政策の解除を決定したことを受け、短期金利が上昇した。
日銀の政策変更では、金融政策で操作する対象を無担保コール翌日物レートとし、「0~0.1%程度」で推移するよう促すと決めた。同レートは、銀行や証券会社、生命保険会社など金融機関同士が、担保なしで借りた資金を翌日に返す取引の金利。
【時事通信社】
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