- 2024/01/19 掲載
全国コアCPI、12月は前年比+2.3% 22年6月以来の低い伸び率
[東京 19日 ロイター] - 総務省が19日に発表した2023年12月の全国消費者物価指数(生鮮食品を除く、コアCPI)は106.4と、前年同月比2.3%上昇した。前月の伸び率2.5%を下回り、22年6月以来の低い伸び率となった。エネルギー価格の下落幅が拡大したほか、前年に大きく伸びた生鮮食品を除く食料の伸び率が一段と縮小した。
ロイターがまとめたコアCPIの民間予測2.3%上昇に一致した。
エネルギー価格は11.6%下落し、前月の10.1%下落から下落率が拡大した。電気代は20.5%下落、都市ガス代は20.6%下落でともに前月より下落率が大きくなった。
生鮮食品を除く食料は6.2%上昇で、前月の伸び率6.7%を下回った。
生鮮食品およびエネルギーを除く総合指数(コアコアCPI)は3.7%上昇と、前月の3.8%上昇を小幅に下回った。
23年平均のコアCPIは前年比3.1%上昇となり、1982年以来の高い伸び率となった。
(和田崇彦)
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