- 2024/01/17 掲載
物言う株主ジャナ・パートナーズ、23年リターンは31%=投資家
[16日 ロイター] - 投資会社ジャナ・パートナーズのベンチマークファンド「シリーズA」の2023年リターンは31%に達した。同社ファンドの投資家が明らかにした。
22年のリターンはマイナスだったものの、S&P500株価指数のパフォーマンスを過去5年間で4度上回った。
昨年のリターンは、フレッシュペットが後押しした。ジャナが同社に関与する中、4人の新たな取締役が同社の取締役会に加わった。また、ジャナが取締役会に加わった後にプライベートエクイティ(PE)に売却されたソフトウエア会社ニューレリックや、ブロードバンドサービスを提供するフロンティア・コミュニケーションズへの投資もリターンを押し上げた。
ジャナは19年、物言う株主(アクティビスト)活動に注力するためにイベントドリブン型のファンドを閉鎖し、業界トップとの連携でリターンを上げる戦略に切り替えた。
金融商品・サービス会社のフィデリティ・ナショナル・インフォメーション・サービシズ(FIS)のステファニー・フェリス最高経営責任者(CEO)はロイターに「ジャナはFISの経営陣と取締役会にとって、変革を加速させ長期的な株主価値を引き出すための大切なパートナーだ」と語った。
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