- 2024/01/15 掲載
米大手銀3行、23年に計1.77万人削減 JPモルガンは増員
[12日 ロイター] - 米銀大手ウェルズ・ファーゴ(Wファーゴ) 、バンク・オブ・アメリカ(BofA) 、シティグループは昨年、計1万7700人の人員削減を実施した。3行が12日発表した2023年第4・四半期決算で分かった。
米銀は昨年、ディールメーキングや借り入れ需要の低迷を背景に欠員補充を見送り、人員削減を行った。
シティの従業員数は昨年に1000人減少して23万9000人となった。抜本的な組織再編の一環として今後2年間で2万人を削減する計画も明らかにしている。
BofAの従業員数は昨年約2%、Wファーゴは約5%、それぞれ減少した。
一方、JPモルガン・チェースは1万6200人余り増え、3年連続で人員を追加した。同行は経営破綻したファースト・リパブリック銀行を5月に買収した。
ゴールドマン・サックスとモルガン・スタンレーは15日からの週に最新の従業員数を公表する。9月末時点で両行の削減数は計4300人だった。
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