- 2024/01/10 掲載
インド国営製油2社、サウジ産原油の輸入拡大を検討 大幅値下げで
[ニューデリー 9日 ロイター] - インド国営製油会社インディアン・オイル・コープ(IOC)とバーラト・ペトロリアム(BPCL)の2社は、サウジアラビア産原油の輸入拡大を検討している。両社の関係筋が明らかにした。サウジアラビアが2月出荷分の主要原油油種の公式販売価格を、27カ月ぶりとなる安値まで引き下げたことが背景にある。
2社はいずれも、2月にサウジ国営石油会社サウジアラムコから100万バレル追加輸入することを模索しているという。
関係筋の1人によると、IOCは、ロシア産軽質スイート原油ソコル購入で決済上の問題に直面しており、サウジと西アフリカからの原油調達を増やす意向という。
インドのプーリー石油・天然ガス相は先日、ロシア産原油輸入が減少したことについて、価格が魅力的でなくなったためで、支払い問題が理由ではないと説明した。
関連コンテンツ
PR
PR
PR